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スタジオサミラブーン フロシキシキ

オランダ人デザイナーのサミラブーンさんがデザインしたプロダクト「フロシキシキ」。
一枚のビニールから出来ており、蛍光色の明るい色合いが特徴です。
一見何に使う物かと思うかもしれませんが、これはマジックテープやジッパーなど使わず、ビニール素材の粘着性を活かし、物を入れることのできるアイテムなのです。サイズのバリエーションも名刺入れサイズからA4サイズまでと幅広いラインナップ。当館は名刺入れ(カードケース)サイズのみのご用意ですが、サイズとしては一番人気で、普段の生活の中でも使いやすく、用途に迷うことなくご使用いただけるサイズではないでしょうか。

このフロシキシキはその名にもある通り、「風呂敷」や折り紙といった日本の「折る」文化に着目して作られたそうです。サミラブーンさんは日本に4年間滞在し、現在は韓国のデザイナーさん達とのコラボレーションなど行っているそうです。日本含め、アジア文化に対しての非常に関心を持っていただけているようで、何だか嬉しいですね。

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形としては、写真のようにビニールが箱のようにシンプルに折り畳まれている作りになっています。開閉に関しては何かしら付属された物がある訳ではなく、上記の通りビニールの粘着性により折り畳んだビニール同士がくっつき、収納、中身が落ちるのを防ぎます。

パッと見、口がすぐ開いてしまうのではないかと心配になりますが、ビニールの粘着性というのは思っている以上に高いのです。
例として挙げるなら、雨の日に着るビニールカッパ。袋から取り出した時にベリベリっと音を立てながらカッパを広げるあの感じ、といったら何となく伝わるでしょうか。(今は、ビニール製のカッパはあまり出回っていないのかもしれませんが・・)
それと、フロシキシキは形状記憶の性質も高く、一度完全に開いても、自然と元の形に戻ろうとします。ですので、物(名刺等)をしまう状態の形状が崩れることないので、上記の粘着力と合わせて、中身が落ちる心配はほとんどありません。

もし上記の粘着力が少し弱まってきたときは、石鹸で洗うことで粘着力が戻ります。汚れもついでに落とせるので、洗うことが出来るのもビニールの利点ですね。

カラーバリエーションはイエロー、オレンジ、ライトグリーン、ライトブルー、レッド
ホワイト、スモーク(ブラック)、ブライトオレンジの8色をご用意。明るい色合いを気に入って頂いているようで、中国人のお客様に人気だったりします。ぜひ気に入ったお色をお選びください。

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