ショップトピックス

「滝川英明 展」後期展が始まりました

昨年の12月からChallengeWall企画にて開催している滝川英明展。今回、会期も残り半分となったことに伴い、後期展として展示を一部掛け替えました。

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上段に掛かっている「わらべ」シリーズと、大きいメインの作品はそのままに、下段の作品を7点新たに入れ替えました。更にショップ入口には新たにスペースを設け、こちらにも作品を4点展示。前期以上に滝川さんの様々な作品がご覧いただける展示となっています。

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新たに出展した作品の中で、特に「白い風」が印象的です。
一体どうのように描いたのか気になる不思議な表現がなされています。画面を駆け巡る細かい白い線。その背景には気泡のような穴が無数に空き、下地が見え隠れしています。また、画面には微妙に色の境があり、風の通り道とも言うべき流れが白い線の中に現れています。

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青のシリーズと称した作品たちと違い、画面は少し暗い雰囲気を落としていますが、「白」から連想されるように吹く風はどこか静けさや情緒を感じます。
この作品も滝川さんの心象風景から生まれた作品なのでしょう。その巧みな細かい技法だけでなく、見た人の心象にも触れるその情景をぜひ感じ取ってみてください。

会期は2月13日(月)まで。ぜひご来館をお待ちしております。


「ポストカード・ラボ・プロジェクト」第2弾開催!

昨年11月から始まった、様々なアーティストのポストカードを約2ヶ月毎に入替で展開していくこの企画。C/LABORATORY(シーラボラトリー)さんプロデュースの下、当館含め3会場で行われておりますが、当館も冬季休館の関係で少し遅れて、1月19日より第2弾ポストカードの販売を開始しました。
第2弾は、当館では3月6日(月)まで開催予定です。※火曜休館

イベントでは、期間ごとに12名のアーティストが参加し、それぞれ約8種類のポストカードが並びます。90種類に及ぶポストカードはどれも個性的で、きっとお気に入りの一枚が見つかるハズ!

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今回は、その中で2名をピックアップ。
まずはHUITさん。昨年夏の企画展でもお世話になった、彫刻画を制作しているNORIさんとKIYOCAさんの二人組のアーティストです。
実際の作品(彫刻画)をポストカードの絵柄としていますが、高印刷によって作品のポイントである彫り溝・ラインがしっかり見て取れます。作品は色彩豊かで、動物が料理をしている絵柄など可愛らしい世界観が素敵です。
また、実際の作品「小さな彫刻画シリーズ」もショップにて展示しております。ぜひあわせてご覧になってみてください。

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もう一人は、Yukio Tsuchiyaさん。プロレスをしている二人を描いたデザインが何ともユーモアに溢れています。ちなみに作品タイトルは実際その場面を描いた技名のようです。
こちらは、単にイラストとしてだけでなく、メッセージカード・ポストカードとしての用途でデザインされているので、それぞれにプレゼントに使いやすいメッセージ付いています。プロレス技をお見舞いしながらの「THANK YOU!」や、「FOR YOU!」といった一言は秀逸。

全て紹介しきれませんが、その他のポストカードも素敵な物がいっぱいです。
このイベントと合わせてポストカードフレームをお得に購入できる企画も当館独自に実施していますので、ぜひこの機会にポストカードを買ってみては如何でしょう!

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展覧会「シュルレアリスムとその展開」公式図録

新年明けましておめでとうございます。2017年も軽井沢ニューアートミュージアムをどうぞよろしくお願い申し上げます。

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さて、今年最初のミュージアムグッズのご紹介はこちらの図録です。
こちらは、2017年春まで開催予定の企画展「シュルレアリスムとその展開 マックス・エルンスト 上原木呂 特別招待:ヤン・シュヴァンクマイエル」の公式図録。今回も当館学芸員が一から手掛け、無事皆さまにお披露目することができました。

“ホンモノの現実はどこにあるのか?”
第一次世界大戦直後、フロイトによる深層心理の発見をカギとし、無意識の中に人間本来の創造力を見出したのがシュルレアリスム(超現実主義)です。上原木呂は瀧口修造に出会い、マックス・エルンストに衝撃を受け、シュルレアリスムの本質を追究し続けてきました。

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本書では、エルンストのコラージュ・ロマン(コラージュ小説)のハイライトに始まり、上原木呂の19世紀銅版画挿絵を素材とした白黒コラージュ、本物の浮世絵や明治~大正のチラシ・現代の雑誌を素材とした極彩色のコラージュ、そして現在取り組む抽象表現―墨を付けたコンニャクを和紙に押し付けて描く《蒟蒻大藝術》や《畳フロッタージュ》をカラー図版でご紹介。さらに、チェコ・アニメーションの巨匠、ヤン・シュヴァンクマイエルの特別ページも。3人のシュルレアリストによる実践の日々をご覧ください。

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“デザインに走らずに、絵にしようと思わずに。結果的に絵になっていけばいいので。” 上原木呂
上原木呂とのインタビューも本書の見どころの一つ。上原本人から伺った貴重な話が盛り込まれた内容になっており、作品に込められた思いやその制作過程、個性も垣間見えるエピソードに触れることができます。さらには、上原独自の抽象表現方法の解説もあり、上原の作品を含めた本展をより身近に感じることができそうです。

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本書は電話注文、もしくは当館のヤフーオンラインストアでお買い求めいただけます。
ご質問等ございましたらお気軽にミュージアムショップ担当までお問合せくださいませ。
Tell:0267-46-8691
担当:小山、宮坂、髙浦