ショップ企画「和の創作パネルと木彫の魚たち展」(10/6~11/8)
「和の創作パネルと木彫の魚たち展」
長野県中野市にある老舗の表具屋、芳仙洞(ほうせんどう)による創作パネル展と、同時開催として、魚のリアルな木彫作品を制作する井上進の作品を展示します。
芳仙洞は、創業明治36年の老舗の表具屋さん。普段はおもに、掛け軸の修復や襖や障子の張替え作業を行っています。創作パネルは、日々のお仕事の結晶ともいえる「染め」や金箔を施した美しいパネルで、芳仙洞さんオリジナルの作品となります。
一方の井上進さんは、デザイナー業の傍ら、趣味ではじめた魚の木彫作品である、フィッシュカービングを数多く制作しています。
魚釣りをされることもあり、井上さんが彫る魚たちは今にも泳ぎだしそうなくらい、とにかくリアル。着色もご自身で行っています。手乗りサイズの小さな作品から、台座に乗った大きな作品まで、幅広く展示しています。寿司ブローチというユーモラスな作品もあります。
唯一無二の、ふたりの作品を、ぜひ会場でゆっくりとご覧ください。
会期:2020年10月6日(火)~11月8日(日)
※休館日:10月12日(月)、19日(月)、26日(月)、11月2日(月)
会場 : 軽井沢ニューアートミュージアム 1階ミュージアムショップスペース
(1階は入場無料)
時間:11時~17時(時間は変更になる可能性があります。詳細はHPをご覧いただくか美術館にお問合せください)
【芳仙洞】
表具師の3代目北岡隆重氏と、息子で4代目の北岡隆洞氏が営む長野県中野市にある表具屋。最近の活動では、2019年の台風被害にあった襖や障子の張替え作業に積極的に携わり、話題となった。また毎年修復に使う「のり」を、県内唯一自前で焚いて作成している。
芳仙洞
【井上進】
長野市出身。フィッシュカービングの傍らデザイン事務所を主幹。
いまではカービングが本業となり、毎日「木」と格闘。ディスプレイから小物まで制作し、
オーダー制作も行う。