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展覧会「アートはサイエンスⅡ」公式図録

科学技術とアートの結びつきに注目した展覧会「アートはサイエンスⅡ」。その展覧会図録ができました。2017年夏に開催した「アートはサイエンス」展に続くシリーズ第2弾。科学の発展に伴って新しく生まれるさまざまな芸術表現をご紹介しています。

今回は二人のコンピューター画家を紹介!
絵を描くロボット「アーロン」と彼を生んだ画家ハロルド・コーエンの1973年から42年間に渡る共同制作の軌跡を紹介します。
また、コンピューターが自動でイメージを生成する最新プログラム「ディープ・ドリーム」による絵画も掲載。アーティスト、マイク・タイカが手がけました。

他にも、放射能汚染という社会問題に正面から向き合って生まれたヤノベケンジの《アトム・スーツ・プロジェクト》(大阪府蔵)や日本のCGアートのパイオニア河口洋一郎によるインスタレーション、ジョン・ケージから始まるテクノロジーを応用した実験音楽やアーティスト集団daisy*による展示室いっぱいに広がる大パノラマ絵巻《麹町勝覧》などなど、さまざまな意欲作を掲載しています。作品の色彩を忠実に再現したカラー画像100点と詳しい解説で展覧会の臨場感そのままに書籍化しました。

今の私達のいる所。その記録。進化し続ける新時代の芸術をぜひ、ご覧ください!

・ゲストキュレーター伊東順二氏による書き下ろし文「サイエンス@アート 統合する未来」を掲載!(p.6-11) サイエンスとアートが統合していく未来で本当に大切なものとは?読者へ向けた伊東氏からのメッセージです。

・B5サイズ、フルカラー全112ページ、図版総数100点、日英二ヶ国語

掲載作家:ヤノベケンジ/ハロルド・コーエン/マイク・タイカ/河口洋一郎/千田泰広/靉嘔/ジョン・ケージ/TETSUYA FUKUI/松岡亮/伊東篤宏/ daisy* (掲載順、計11名)