My Fairy Garden(マイ・フェアリー・ガーデン) ‐メリーゴーランド型しかけ絵本‐

しかけ絵本はとうとうここまで来ました!
360°立体になって、本格的なドールハウスとして遊べるしかけ絵本のご紹介です。

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こちらの大きな表紙の絵本、閉じた状態では普通の絵本と変わりません。
ところが本文あとのページから、表と裏の表紙がくっつくまでぐるっと開ききると…絵本の中から妖精のおうちが出現!
180°開いた状態でしかけが飛び出す従来のしかけ絵本と比べると、大きさ、迫力ともに圧倒的。ここまでのものは、皆さんもなかなか目にする機会がないのではないでしょうか?お子さまへプレゼントしても、きっと喜ばれることうけあいです。
実は、某テレビ番組で「飛び出しすぎる絵本」の一つとして紹介されたことも(!)
もはや「飛び出す」というよりも、絵本がドールハウスに「変身」すると言った方が相応しいかも知れません。

物語の世界そのままに現れるのは、たくさんの花や木の実に囲まれた、小さな妖精のおうち。四つの場面に仕切られていて、かわいらしいおうちに、大きなお花のテーブルが置かれた中庭、蓮池に建つ水車小屋など、物語に合わせて様々な場面が用意されています。
さらに目を奪われるのはその凝った作り。主要なパーツだけでなく、家の中の家具や雑貨など細かなものにいたるまで、印刷ではなく立体のパーツを組み合わせて作られており、まさに本格的なドールハウスとして完成されています。
主役の妖精たちは、最初のほうにあるページから人形を簡単にくり抜くことが出来、たくさんの登場人物や小道具が充実しているので、きょうだいやお友達大勢でも楽しく遊べそうですね。人形をしまっておける封筒付きのページもあるので、遊び終わったあとのお片付けまで完璧です。

そしてしかけにばかり目が行きますが、絵本なので肝心のお話はと言うと…。
ある真夏の夜、妖精たちの国はなんだか賑やかで騒がしい様子。それもそのはず、今日は妖精のデイジーとオークリーフ王子の結婚式なのです。花の蜜のサイダーで乾杯、音楽に合わせ、お祝いのダンスは夜明けまで続きます…。
改めてしかけをよく見てみると、ドアの郵便受けには結婚式の招待状が。お庭に置かれた豪華な二段重ねのケーキは、二人のためのウェディングケーキ。お花を持っている妖精たちは、きっと会場を華やかに飾り付けている最中なのでしょう。お話の内容もとても素敵です。

ちなみに当ショップのディスプレイでは、付属の紙人形ではなく木でできた動物の人形(ティーラボのぽれぽれ動物シリーズ)などなどを置いてみました。大きさが合えば好きなおうちにある好きな人形を参加させて、オリジナルの物語を楽しむのもいいかも知れませんね。なんだか動物たちのお茶会の会話が聞こえてきそう…。

当ショップでは洋書のみのご用意ですが、子ども向けなので比較的易しい文章で読みやすく、またドールハウスで遊ぶのがメインの本書は問題なく使っていただけるかと思います。
大人も子どもも一度は夢見る妖精の世界、その住人の一人になった気分で、ぜひ想像力のままに楽しく遊んでみてくださいね!

◇電話でのご注文もご利用いただけます。
 ご質問等ございましたらお気軽にミュージアムショップ担当までお問い合わせください。
 Tell:0267-46-8691
 ミュージアムショップ担当:小山、宮坂、髙浦

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