PITACORO(ピタコロ)―小さな石ころに、たくさんのアイデアをつめて
ころころとした可愛らしいかたち。目の覚めるようなネオンカラーがまぶしい、これはいったい何でしょう?
その名も「PITACORO(ピタコロ)」―石ころのような見た目の、実はマグネットなのです!
以前の記事では、人(ヒト)が無意識に惹かれる魅惑のヒト型マグネット「ミニQマン」をご紹介しましたが、こちらはデザイナーの渡辺仙一郎さんが生み出した、ちょっと風変わりな石ころ型のマグネット、名前は「PITACORO(ピタコロ)」です。
おうちの冷蔵庫に、職場のデスクの片隅に。ぽんと一つとめるだけで、あざやかに存在感を発揮します。ただ書類をとめるだけでなく、ピタコロ同士をくっつければ、こんなふうに写真やカードを立てて飾ることも。
さらにたくさんくっつけて置いておけば、なんだかおしゃれなオブジェのよう。ピタコロは、アイデア次第で様々な使い道が楽しめるアイテムです。
それにしても、水の流れや風に自然と削られてできたような、いびつなかたち。
大きさや、見る角度によって表情が変わるところまで、本当に何気ない石ころのようです。
こんなかたちで生まれてきたのにも、ちゃんと訳が。
角(カド)の多い多面体のピタコロは、小さくても指でつまんで持ちやすく、持ち上げたあとも指先から取りこぼしにくい、じつは考え抜かれたかたちなのです。
そして小さいことで、とめた部分の書類が隠れてよく見えない!といった事態も防ぎます。
あざやかなネオンカラーの正体はシリコーン。
ちいさな磁石をひとつひとつ、表面を高い技術でシリコーンコーティングしています。
こうすることで、高い所から落としたときも大きな音がしにくいうえに、床材を傷付ける心配もありません。シリコーンの吸い付くような感触は、手になじんで使いやすさも向上させています。
かたち、大きさ、色にそして素材にいたるまで、小さな石ころの中には考え抜かれた秘密がたくさん詰まっているのですね。
機能性もきちんと実現しながら、書類を「とめておく」だけのマグネットでは終わらない、表情豊かな見た目とデザイン性を兼ね備えたこのピタコロ。
奇しくも「石」は、私たち人類がはじめて手にした「道具」であり、今日のあらゆる道具の原点でもあります。原始、厳しい自然界を生き抜くための、決まった目的を果たすためだけの石の道具から始まって、現代の私たちはこのカラフルな石ころに、本来の役割以上の「楽しみ」や「癒し」を見出すことさえできるのです…。小さな石ころに、ふと壮大な人類の進化の歴史さえ感じられてしまうのは…やはり少し大げさですね(笑)。
ご用意しているカラーは5種類。メインとなる色が4つに、アクセントの色が1つ入った
5個セットです。どれもおしゃれな色の組み合わせばかりです。
小さくても気が利く、きっとあなたの良き相棒になってくれるはず。春からの新生活のお伴に、ぜひこんなマグネットはいかがですか?
◇電話でのご注文もご利用いただけます。
ご質問等ございましたらお気軽にミュージアムショップ担当までお問い合わせください。
Tell:0267-46-8691
ミュージアムショップ担当:小山、宮坂、髙浦