GURIPOPO展
9月6日(水)よりChallenge Wall第10弾「GURIPOPO展」がスタート致しました。
本日は、こちらのご紹介です。
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2年程前にグループ展と言う形で企画を開催し、それ以降もグッズの取り扱いを中心にショップとも長くお付き合い頂いているGURIPOPOさん。“GURIPOPO”とはお互いが飼っているペットの名前を繋ぎ合せた2人組のアーティストユニットであり、今展はその2人の内、イラストや絵画を担当する守田愛さんの個展になります。
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絵に限らずシンプルな色味が好きだと語る守田さん。描くのはその言葉通り主に白・黒・茶といったシンプルな色味を基調とした動物たちです。一見単色で塗りつぶされたように見える毛色の中にも、どんな色が広がっているのかを想像しながら描いていきます。その絶妙な濃淡と物言いたげな表情で表現される動物たちからは、単に可愛らしさだけでなく、毛並や皮膚の感触、体温、息遣いといった動物本来が持つ「生々しさ」が感じられます。
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また、モチーフの動物と同じく、背景もまた余分な物を描かず画面は余白をあえて大きく残しているのも作品の特徴です。非常にバランス良く効果的に余白を用いており、白を基調としながら寂しい印象を与えることなく、モチーフにより焦点をあてています。さらにそのモノトーンに抑えた画面の中に、原色に近い明るい色をほんの少しアクセントに添える事で、より画面が引き締まった印象を与えています。動物だけでなくその余白にもGURIPOPOさんの良さを感じる事ができるハズです。
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個々の要素はシンプルでありながら、画面全体でそのモチーフを引き立て、生々しさを表現した作品の数々。思わず微笑み返したくなるような表情とのびのびとした佇まいの動物たちをぜひこの機会にご覧ください。
写実的でありながら、どこかユーモアがあり、ポップに描かれた動物たちの人気は国内にとどまらず、台湾やシンガポールなどの海外でもその魅力に注目が集まっています。ここ軽井沢でGURIPOPOさんの動物に会えるまたとないこの機会。芸術の秋を堪能してみませんか?軽井沢にお越しの際はぜひお立ち寄りくださいませ。
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