ドットフラワーズ・クレヨン/ドットミュゼ・クレヨン
赤、黄、緑…。クレヨンと聞いて驚いてしまうほど、たくさんの色が一本に詰まった
「ドットフラワーズ・クレヨン」と「ドットミュゼ・クレヨン」のご紹介です。
色とりどりのカラーチップを一本のクレヨンに凝縮し、まるでモザイク模様のような
見た目が美しいクレヨン。バリエーションは二種類、それぞれ六本入りです。
早速使ってみましょう…まずは普通のクレヨンと同じように線を引いてみます。先端に
来るチップの色によって、たった一本の線の色が表情豊かに変わります。
次はクレヨンを寝かせて滑らせてみます。紙の上に鮮やかな虹があらわれました!
角や面の使い方次第で、思いもよらない色彩や形が生まれるこのクレヨン。こうやって描いたらどうなるだろう?どんどん試してみたくなってしまいます。こんな楽しみは単色のクレヨンではなかなか味わえませんね。
<色彩豊かな、お花畑のクレヨン>
「ドットフラワーズ・クレヨン」はその名の通り、一本一本に違う花の名前が付けられ、それぞれの花をイメージした色彩のカラーチップが配合されています。
例えばコスモスは、柔らかく繊細な花びらを思わせる淡い色の組み合わせ。マリーゴールドは夏の太陽のように鮮やかな赤やオレンジ。夏の早朝に咲くアサガオは、爽やかで涼しげなブルーやグリーンで構成されています。
色の組み合わせ一つで、その花のイメージが豊かに表現されていると思いませんか。
ちなみに箱の中にはきちんと各クレヨンに付けられた花の名前と花言葉の解説書付きです。
どれも素敵な花言葉ばかり。花を贈る気持ちで、このクレヨンを贈るのも素敵かもしれません。
<印象派の画家、モネの色彩を混ぜ込んだクレヨン>
「ドットミュゼ・クレヨン」は、印象派の巨匠であるクロード・モネ(1840~1926)の六つの作品を基に、それぞれの作品の色彩を表現しています。
こちらも作品の雰囲気をとてもよく表しています。まるで作品の一部を切り取ったよう。
モネをはじめとする印象派は、屋外の刻々と移り変わる「光」と、そして「色彩」を見つめ続けて作品を生み出してきました。
モネの実際の作品をよく見てみると、それは線で描かれているのではなく、点のように
置かれた筆の跡が無数に集まることで、一つの風景画を構成していることが分かります。
色とりどりの小さなカラーチップが凝縮されて一本のクレヨンを形づくっているのと、どこか似ている気がしませんか?
色味は「ドットフラワーズ・クレヨン」と比較すると全体的に落ち着いた色合い。誰もが知る有名画家とその作品とのコラボレーションは、美術館を訪れた記念や、絵が好きな方へのお土産としておすすめです。
アイディア次第で、思いもよらない色彩が生まれるクレヨン。大人も子供も関係なく、
「さぁ何を描こう?」
そんなクレヨン片手にわくわくする楽しみを、ぜひ味わってみてください。