ショップトピックス

ファッションデザイナー・中里唯馬さん(お取り扱い終了)

今、世界中のファッション界が注目する、日本のある若手デザイナーをご存じでしょうか?

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中里唯馬さん31歳。高校を卒業後、単身渡欧し、ベルギーの名門アントワープ王立芸術アカデミーに進学。服作りを学び、日本人最年少で卒業した後、24歳という若さで自身のファッションブランドYUIMA NAKAZATOを立ち上げました。その後も様々なコンテストやファッションショーで次々と功績を収め、そして2016年の夏、ファッション界の登竜門とも言えるオートクチュールコレクションの公式参加を果たしました。ショーにはシャネルやディオールなどの名だたるメゾンの姿も。日本人デザイナーのオートクチュール参加は森英恵さん以来12年ぶりの快挙で、中里さんの名は一層多くの人に知られることとなったのです。

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そして今回、軽井沢ニューアートミュージアムは、当館1階部分に特設ブースを設け、YUIMA NAKAZATOが一般展開するトートバッグ、ショルダーバッグ、カードケース、財布などの商品を展示、販売することになりました。
中里さんの代名詞とも言えるホログラムが全体に使われ、角度によって色を変えるその姿はまるでオーロラのよう。キラキラとはまた違った重厚感のある輝きを放ち、ファスナーの引き手部分やバッグの留め具などの細部にもデザインが施されています。デザインはいたってシンプルなのに宇宙やSFの世界を連想させ、インパクトのある存在感で佇みます。普段使いにできるラインナップは、デイリーファッションに新たな発見を見出してくれそうです。各種類のバッグにはサイズの違う内ポケットを、お財布にはカード類の収納スペースが多くとられており、どれも利便性を兼ね備えた商品となっています。

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また、冒頭に紹介した、2016年オートクチュールコレクションで発表したドレスの一部を特別に展示(※非売品)。実際に訪れたアイスランドの地からインスピレーションを受け、人工物が一切なく、氷、海、空、岩などの自然だけで成り立つ幻想的な風景が、フィルム素材のホログラムによって表現されています。布やミシンはほとんど使われておらず、手作業で各パーツの金具留めがされたとか。一見近未来的な要素が強く印象に残りますが、デザインの随所には江戸切子、折り紙、漆などの日本文化が多く取り入られました。さらには、最新テクノロジーである3Dプリンタの技術を取り入れ、未来を見越した“3Dプリンタによるオートクチュール”という新たな可能性が秘められた中里さんの作品は、もはやただの服作りではありません。

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時代の流れを感じ、未来に繋がる服作り。ぜひ、実際に手に取り、間近で近未来の流行を感じてみてください。

<販売中の商品>
・クラッチバッグ
・トートバッグ
・ショルダーバッグ
・長財布
・二つ折り財布
・カードケース
・iPhoneケース


KaNAM限定販売!世界遺産アーティスト「松田光一」版画作品(ジークレー)

当館では、現在、グラフィックアーティスト:松田光一さんの版画作品を取扱っています。
作品は全6種。松田さんの中でも代表的なモチーフであるパリのエッフェル塔、屋久島の杉の樹、スペインのサグラ・ダ・ファミリア、ブラジルのコルコバードの丘のキリスト像、そして、アース(地球)です。それぞれ各10部限定で、当館だけの取扱です。

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松田さんは世界遺産アーティストとして知られ、毎年20ヵ所以上の世界遺産を描いています。実際に現地に赴き、描く物もあれば画像や動画を基に描くこともあるとか。実際に見たから感じ取れるイメージだけでなく、まだ足を踏み入れた事のない奇跡の場所、そんな想像を掻き立てられるからこそ描ける作品もあるのだと思います。勿論、いずれは全ての世界遺産を実際に巡るのが目標だそうです。

制作は、主に作品の線画を描いてから、それをパソコンに取り込み、着色はデジタルで行っています。線画はスケッチに近い形で、独特のタッチで対象を表現し、とても勢いのある描写が感じられます。作品としてはこの線画だけでも非常に魅力的です。
故に、その躍動感ある描線のイメージを損なうことなく表現するには、デジタル技術による細かい着色が必要なのだと言えます。どの作品も何とも色彩豊かであり、具象でありながら、とても幻想的な雰囲気で描かれています。

ただ、どれも作品がデジタル上で完成するため、作品としての評価・価値を付けるのが難しい点ではあります。そこで出た答えがこの版画(ジークレー)作品です。
版を用いずデジタルデータを基に制作する現代の新たな版画技術であるジークレー。単なるポスター印刷とは違い、作家監修の基、工房と共同で、上質なキャンバスに高精細で広色域、ミュージアムクオリティの顔料プリントを施して刷り上げます。
そこにエディションを付けることで、版画作品としての価値を保証します。

なおかつ、これらの作品は全て当館限定の販売です。作品にご興味のある方は、ぜひミュージアムショップ担当までお問合せください。

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<版画(ジークレー)作品>
◇エッフェル塔
◇コルコバードの丘のキリスト像
◇富士山
◇屋久島
◇サグラ・ダ・ファミリア
◇アース(地球)
各50,000(税別)


5108 コトバ

<言葉を身にまとう>

心や気持ち、感情を表現したり相手に伝えるために使う「言葉」。触ったり形にしたりすることはできないけれど不思議なパワーが宿っていて、自分や相手に喜び、感動、癒しを与える魔法の力として私たちを支えてくれます。気持ちを伝え、思いを感じ、意志を信じることができる言葉をメッセージアクセサリーとして身にまとえる、ネックレスのご紹介です。

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一見、チャームが可愛らしい普通のネックレスの様に見えますが、小さなチャーム部分をよーく見ると・・・そう、言葉がモチーフになっているのです。「言葉を身にまとう。」なんともおしゃれな響き!
感謝の気持ち、自分を励ますメッセージ、大切な人に贈る言葉など、モチーフになっている言葉はさまざま。日本語がモチーフになっているものもあれば、英語やフランス語があしらわれているものもあります。
例えばこちら。「のんびり」という文字がそのまま形になりました。「のんびり」から感じられるのびのびとした柔らかい雰囲気が、大き目の文字サイズと明朝体のようなフォントデザインから感じられ、とても可愛らしいネックレスです。

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台紙として入っているカードには、モチーフになっている言葉にぴったりのメッセージが一言ずつ添えられていて、ネックレスと一緒にずっと覚えておきたくなるようなフレーズがとても素敵です。こちらの「happy」がモチーフになっているネックレスには「幸せのスパイラル」という一言が添えられています。小さなhappyという文字がくるりと円を描いているのはスパイラルをイメージしているのでしょうか?これをつけているだけで本当に良いこと、ハッピーなことが起こりそうです^^

素材である地金は国産品を使用し、製造工程はすべて国内メーカーで行っています。安心の素材と安定の品質で、おしゃれをカジュアルに楽しむことができます。
アクセサリーは肌に直接触れるものなので、汗や皮脂、ホコリに反応しやすく、変色やくすみの原因となります。使用後に柔らかい布で優しく汚れをふき取って頂くことにより、より長く綺麗にご愛用して頂けます。

自分自身のお守りとして、または、普段は照れくさくてなかなか伝えられない気持ちをこのネックレスとメッセージに乗せて大切な人へ贈ってみてはいかがでしょうか?