ショップトピックス

マルマン スケッチブック(お取り扱い終了)

<使い方は自由自在!>

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当店では、クレヨンに水彩絵の具、デッサン用鉛筆などのさまざまな画材を取り扱っており、お子様へのプレゼントとして人気があります。そして今回、これらの画材アイテムに新たに加わったのがスケッチブック!オレンジと深緑の表紙デザインでお分かりになる方も多いはず。あらゆるユーザーに長きにわたって愛され続けてきた、マルマン株式会社さんのスケッチブックです。

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今回入荷したスケッチブックは2種類。
1種類目は、「描く」「塗る」「切る」「貼る」のすべてに対応したお子様向けのスケッチブックです。遊びながら楽しむ親子のコミュニケーションツールとして開発された「図案スケッチブック One Day」シリーズで、当店で取り扱っているのはその中の1つである「ちきゅうとあそぼう」。各ページに異なる図形や線画が描かれており、そのイラストをヒントに「One Day(ある日)」の物語をイメージしながらお絵描きができるようになっています。「ちきゅうとあそぼう」には、地球をはじめとする自然のイラストがシンプルに描かれており、子供の想像力と発想力を存分に伸ばしてあげることができます。マルマンの画用紙は色鉛筆、クレヨン、サインペン、水彩絵の具などのさまざまな画材に対応しているため、お好きな画材でお楽しみください。また、色を塗ったり絵を描いたりするだけではなく、イラストを点線に沿って切ったり、図形を切り抜いたりすることも可能。さらには、折り紙や写真などの画像をプリントして貼り付けて、イラストとのコラージュを楽しむこともできちゃいます。お子様と一緒にお父さん、お母さんも夢中になって遊ぶことができ、新しい発想とアイディアで遊ぶたびに物語が生まれるスケッチブックです。コンパクトなB6サイズで、持ち運びもラクラク。ちょっとしたプレゼントにおススメですよ。

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2種類目は一般的なA4サイズのスケッチブック。天のりで製本されているため、画用紙を1枚ずつ切り離すことができるので、描いたものを額に入れたり、そのページをプレゼントするときに最適です。スケッチブックは絵を描くだけではなく、さまざまな使い方で楽しむことができます。例えば、旅先で心に残った風景をスケッチし、そのページに切符や地図、写真など、その旅行を思い出すアイテムを貼り付ければ、あなただけの旅の思い出ブックの出来上がりです。また、イラスト付きのレシピノートにだって大変身。このお料理だけは!という思い入れのレシピにオリジナルのイラストをつけるだけで、いつまでもとって置きたくなるレシピノートになります。

幅広い年齢層に様々な使い方で愛用されているマルマンのスケッチブック。ぜひ当店のちょっと変わった楽しい画材とセットでお楽しみください。


不思議の国のアリスのカレンダー(お取り扱い終了)

今さら細かい説明は不要。150年以上に渡って読み継がれてきたルイス・キャロルの「不思議の国のアリス」。世界中で翻訳がされ、小説のみならず、映画やミュージカル、アニメーション、そしてテーマパークの人気キャラクターとして愛され続けてきました。150年以上前(日本は江戸時代)に、あんなにもファンタジーなストーリーとキャラクターが誕生していたことにただ驚くばかり・・・。子供も大人も大好きな児童文学の代表作と言ってもいいのではないでしょうか?

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当店ではポストカードセットや書籍、しかけ絵本などのアリスグッズをいくつか取り扱っており、今回ご紹介するのは2017年用のカレンダーです。

2016年用はミニサイズのカレンダーでしたが、2017年用は33cm×30.5cmサイズの壁掛け月間カレンダーをご用意しました。大きなマス目はシンプルで、予定を書き込みやすいデザインになっています。柔らかい色味とクラシカルな雰囲気が優しく、お部屋のインテリアとしてもおすすめです。

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挿絵は実際の小説に使われていたジョン・テニエルのものが使用されています。不思議の国のアリスの挿絵と言えば“ジョン・テニエル”と名が出てくるほどその存在は大きく、また小説の普及そのものに大きく貢献した人物といえるでしょう。テニエルは19世紀のイギリスで創刊されていた風刺漫画雑誌のトップイラストレーターで、アリスの挿絵の他に、「ジャックと豆の木」や宮殿の壁画のデザインなどを手掛けたことで名を広めました。その業績を認められ、ナイト爵という称号を与えられるほど彼の社会への影響力は大きかったようです。

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当初はキャロル自身が挿絵を描いていたそうですが、画力の限界から挿絵作業そのものに苦痛を感じ、当時の売れっ子イラストレーターであったテニエルに依頼をしたというエピソードがあります。テニエルが多忙のあまり、他の作家に依頼をしたこともあったようですが、キャロルのお気には召さず、それ以降テニエルは不思議の国のアリスの専属、いや、キャロル専属のイラストレーターとなったようです。キャロルが生み出すファンタジーと、テニエルが生み出すユーモラスなキャラクターのどちらが欠けても世界の不思議の国のアリスは誕生しなかったのかもしれません。


江戸帖2017(お取り扱い終了)

前回、そして今回とカレンダーのご紹介をしておりますが、1年の四分の三が終わったこの時期、同じく来年に向けて買い替える必要があるアイテムといえば手帳(スケジュール帳)ですね。
ご紹介するのは当館で1年目から扱っているスケジュール帳で、和の要素満載の「江戸帖2017」です。〈当館は現代アートの美術館ですが、グッズアイテムの取扱の幅は広いものとお考えください(汗)〉

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制作したのは江戸美学研究会さん。江戸の美意識をより身近なものにし、暮らしの中に取り入れてもらえたら、という想いを込めて毎年制作しています。
その心意気あって、手帳にはコンテンツと称して様々な江戸の美学が詰まっています。
まず一つは何と言っても最初に目に入ってくる見た目のカバーデザイン。
千鳥が波間に群れ飛ぶ様子を表した「波に千鳥」、雪の結晶を円形で表した「雪輪散らし」、歌舞伎の名場面を沸騰とさせる「白波五人男」の3柄。
上二つは情景を表したデザインですが、「白波五人男」とは歌舞伎の演目の一つなんだそうな。5人の盗賊が登場するお話で、雑学的な部分だと日曜の朝でおなじみ戦隊モノ、その元祖「ゴレンジャー」(牽いてはその後のシリーズ)のヒントになった作品なんだそうです。5人がそれぞれカッコいい見栄をきって登場する場面がまさに戦隊モノに通ずる要素なんだそうな。これも現代に残る江戸の否、粋という物ではないでしょうか。
こちらは、天保13年創業の老舗染呉服「竺仙」の柄を使用しているそうで、これまた正に江戸のデザインを用いているという訳です。

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二つ目は江戸の暦と時間、そして季節が記載されている点。
江戸の暦はいわゆる旧暦を用いていたため現在の暦とはズレがあります。それを現在の暦に当てはめて、現在の暦上でそれぞれの日は旧暦ではいつであったかや、月の満ち欠け、そして、二十四節気と七十二候なるものが表記されています。
この辺りの情報は大変詳しく、且分かりやすく江戸帖に記載されているのでぜひご覧になって下さい。(決して説明逃れではありません。)

ただ、二十四節気と七十二候に関しては、1年を24等分したのが二十四節気。良く知られているのが春分、夏至、秋分、冬至などであると思います。七十二候とはその24等分した1節を更に3等分した物のことだそうです。(24×3で=72)
現代では春夏秋冬の4つ、あるいは通常の月単位の12で季節を考えるのに対して、昔は1年を72の季節で数えていた訳です。ややこしい気もしますが、どこか洒落た感じがします。
季節をそれほど細やかに感じとる、江戸の感性の豊かさが表れています。
9月の今の時期は二十四節気では「白露」、七十二候は44候(番)の「鶺鴒(せきれい)鳴」(セキレイ=鳥の一種)

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そして、3つ目がコラム。週刊スケジュールの各ページには江戸にまつわる様々な豆知識が掲載されています。上記のゴレンジャーのくだりが恥ずかしくなるくらいためになる素敵な知識が詰まっています。
特に面白いのは「判じ絵」と呼ばれる絵で読み解くなぞなぞ。上の写真が表す地名がどこか、アナタには分かりますか?
自分の周りは、自分を除いて割と簡単なようです。・・・脳トレでもまた始めようかな。
コラムは巻末にも数話、10ページ以上にわたって書かれていますのでこれまた嬉しい。

来年はぜひ江戸帖と共に1年を過ごされてみては如何でしょうか?
1年しっかり使い続ければ、君も立派な江戸っ子でいっ!

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