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風通る白樺と苔の森(チャペル)でチャペル茶会を開催します

チャペル茶会開催のお知らせ

「国立競技場」や「高輪ゲートウェイ駅」などで話題の世界的建築家、隈研吾が設計した世界に1つだけのガラスのチャペル。普段は挙式や見学ツアーのみに使用されていますが、今回は特別にチャペル内でお茶会を開催。ここでしか体験できない、唯一無二の体験ができます。ご参加お待ちしております。

 

【日時】 6月13日(日) 13時~

【場所】 風通る白樺と苔の森(チャペル)

【参加費】 一服 1,200円(お抹茶とお菓子付き)

【協力】 冨土原弘子氏(表千家)

 

お問合せ

軽井沢ニューアートミュージアム
〒389-0102 長野県北佐久郡軽井沢町軽井沢1151-5
0267-46-8691


【MUSEUM】「自然と対話する 花田和治の世界」展のご紹介 展示室1

開催中の企画展「自然と対話する 花田和治の世界」展を展示室ごとにご紹介します。

展示室1 水辺に佇む

花田にとって海は特別なモチーフでした。
花田の家系をさかのぼると、明治時代にニシン漁で栄え、現在は重要文化財に指定されている「旧花田番屋」を建てた地元の網元であった花田家につながります。
花田は自分のルーツを誇りに思い、それは海の恵みによって育まれたと考えていました。
この展示室では、花田がよく訪れ、愛した小樽近郊の海の風景を辿り、そこから生まれた様々な作品をその背景になる資料と合わせて展示しています。

 

《母の列車》

この作品は、小樽の張碓(はりうす)あたりの海岸線に沿って走る列車の窓から見えた、夜の風景をモティーフとしています。数人しか乗客のいない列車から降りた、ひとりの年老いた女性の姿に触発されて制作したものだそうです。

花田和治「母の列車」2005年 油彩・キャンバス 130.3×162.1cm

 

 

作品の裏側の記載について

≪母の列車≫のカンバスの裏側には、年号とタイトルの変遷が記載され、それはそのまま作者の制作過程を覗う手掛かりにもなっています。1999年12月22日の年号があり、当初は「Winter」という題名でその下に「Mother’s train」続いて2003年(平成15年)7月28日(月)8月30日「母の汽車」(ハリウス)、2005年(平成17年)4月22日「母の列車」と現在の題名になりました。
右上には、花田が書いた詩のような言葉が記載されています。
「海が空になり波が雲になってしまったが雪はそのまんま雪である絵です。以上」

 

 

〇 特別企画
花田和治作品を味わおう!
期間限定で花田和治「母の列車」(2005)をモチーフにしたデザートを、付設のレストラン・カフェで お楽しみいただけます。この機会にぜひどうぞ。

〇 他の展示室はこちらから↓↓↓
展示室2
展示室3
展示室4
展示室5
展示室6

〇「花田和治の世界」展を360°カメラで撮影しました!
花田和治の世界「自然と対話する」展 360°Gallery

〇 展覧会情報はこちら
花田和治の世界「自然と対話する」


【Museum】360°ギャラリー開設

花田和治の世界「自然と対話する」展において360°カメラで撮影した展覧会の様子がご覧いただけます。
お楽しみください。
リンクはこちらから→→→花田和治の世界「自然と対話する」展  360°Gallery

展覧会については こちらへ


【5/13、5/14中止のお知らせ】風通る白樺と苔の森 チャペルの見学ツアー 

ご好評いただいている「風通る白樺と苔の森 チャペルの見学ツアー」ですが、チャペル敷地内にある作品のメンテナンス作業のため、5月13日(水)、5月14日(木)は見学を中止いたします。
大変申し訳ございませんが、ご理解ご協力よろしくお願いいたします。

 

【風通る白樺と苔の森 チャペルの見学ツアー】

軽井沢ニューアートミュージアムでは、「国立競技場」や「高輪ゲートウェイ駅」などで話題の世界で活躍する建築家、隈研吾が設計したガラス張りのチャペルの見学ツアーを毎日2回、
限定10名で始めます。普段は近くで見ることができませんが、ツアー参加者は写真撮影も可能です。

時 期:毎日2回 午前11時30分~/午後3時~ 各回15分程度

人 数:限定10名(先着順・定員に達し次第締め切り)

参加費:チャペル見学のみ…300円

※2階企画展チケットをお持ちの方は無料

※見学料は苔や建物のメンテナンス料として使わせていただきます

 


【MUSEUM】4月17日(土)「花田和治の世界2」展 始まりました

本日、2021年4月17日(土)より、花田和治の世界「自然と対話する」展が始まりました。

今年、当館で3月まで開催した「花田和治の世界」展の続編として、前回紹介しきれなかった未公開作品やデッサンに加え、写真や関連資料なども併せて展示します。

今回は“自然との対話”という観点から、作家が実際の風景を見てどのように作品を制作していったのか、制作にかける思いや考え方、過程、興味をもった様々なモチーフなど、花田作品の創造性をより深く掘り下げて紹介します。

どうぞご高覧ください。

展覧会についてはこちらへ