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【MUSEUM】「自然と対話する 花田和治の世界」展のご紹介 展示室3

開催中の企画展「自然と対話する 花田和治の世界」展を展示室ごとにご紹介します。

展示室3 人物・家族・風景

花田は生涯北海道の自然を愛し、多くの風景を作品のモチーフとして制作をしたアーティストですが、同時に学生時代の友人、美術講師として教えた生徒、北海道で抽象絵画を推進した同志と言える芸術家の友人や作品のファンなど沢山の人との出会いや、家族と過ごした日々、風景の中の人物などを題材に各時代で興味深い様々な作品を制作しました。

この展示室では、花田の子供時代から晩年までの各時代における人物表現や身近な町の風景を描いた作品、文学表現などについて様々な資料も含めて展示して、作家の内面に迫ります。

 

 

《地下鉄にて》

花田が描いた多くの人物画の中では最大の作品。

札幌は雪国のため、冬でも移動に困らない地下鉄が発達していますが、そんな地下鉄の扉が空いて女性が降り立った情景が表現されています。

描かれた女性の髪型からモデルは長女の千春さんかもしれません。

花田和治「地下鉄にて」1991年 木炭・膠・アクリル絵具・油彩・生地キャンバス 193.9×130.3cm

 

 

《人生》 サンドアートアニメーション SILT

このアニメーションは花田の人生を砂絵のサンドアートアニメで表現したもので、いくつかの人生のエピソードが短い時間に要約されています。

このアニメーションはサンドアート集団「SILT」の代表 船本恵太が花田の作品に共感し、その人生を自分なりの解釈で構築したもので、カラフルな花田作品をあえてモノクロームで表現することで、郷愁に満ちた美しい世界が展開されています。

 
 
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展示室4
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〇「花田和治の世界」展を360°カメラで撮影しました!
花田和治の世界「自然と対話する」展 360°Gallery
 
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花田和治の世界「自然と対話する」