【MUSEUM】「花田和治の世界」展をWeb.で #4 北海道の自然とともに
「花田和治の世界」展を展示室ごとにオンラインでお届けします。
第4回目は展示室4です。
展示室4では、北海道の大自然を描いた作品たちを紹介しています。
幅3.5mにおよぶ大作《三角山の近く(SKY -2)》(1988年)はその代表作のひとつです。北海道札幌市にある「三角山」と並んでそびえる奥三角山(よこして山)の2つの峰をシンプルな三角形とたった2色で描いています。すっきりしたその様からはまるで山間の清涼な空気が漂ってくるかのようです。
南向きの窓から明るい外光がさしこむ展示室4では、このシリーズがよりいっそう鮮やかにみえます。
窓のむこうの軽井沢の林と作品が醸し出す北海道の大自然との親和性も見どころのひとつです。
【作品画像】(上から)
《三角山の近く(SKY -2)》 1988(昭和63) 油彩・キャンバス 102.0×345.0cm
《SKI II》 1989(平成元) シルクスクリーン・紙 37.6×107.0cm
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○「花田和治の世界」展を360°カメラで撮影しました!