自らの耳たぶを切り落とすという事件を起こし、狂人といったイメージが強いことでも知られる画家。キャラクター化されたのは、まさに上記の怪我で耳に包帯を巻いている時の自画像を模した姿です。(オランダ出身。1853年1890年)
画家を本格的に志したのは1880年頃と遅く、生涯売れた絵は一枚であったと言われています。代表作「ひまわり」は、フランスのアルルに画家の共同組合(画家が共同生活を送る場)を提案し、集った画家達が住まう予定であった部屋に飾るべくして描かれた作品だったそうです。ただ実際、参加した画家はポール・ゴーギャンひとりでした。過酷な人生を送ってきた彼ですが、その作品が評価され始めたのは悲しくも死後のことでした。