3月16日(土)より、展示室4では、多くのご要望をいただいた、フランスの現代アーティスト・ジャン=ミシェル オトニエルによる
「愛の遺伝子展 ~DNA of Love~」を再び開催します。
ジャン=ミシェル オトニエルは、フランス中東部に位置するサンテティエンヌ出身の現代アーティストです。1993年以降、ムラーノガラスを使った立体作品を中心に制作をはじめ、今日においては、ガラスはオトニエルのトレードマークの一つとなっています。 2011年にポンピドゥーセンター(フランス・パリ)で開催された回顧展「My Way」では、3ヶ月の会期中20万人の来館者数を記録しました。その後、ソウル、東京、マカオ、ニューヨークへと巡回し、世界的な注目を集めました。また、2014年の秋には、ヴェルサイユ宮殿の噴水庭園「水の劇場」の改築に伴い、立体作品《美しい舞踏》 が永久展示されました。
本展では、ムラーノガラスをつかった2点とドローイング作品15点を展示いたします。 オトニエルは、歴史的な場所や庭園など、作品を展示する場所や空間にもこだわりをもつことで知られています。光を通す彼のガラスの作品は、光の中に展示されることにより、環境や空間と調和し、詩的な魅力がより一層豊かなものへと変わります。
軽井沢の自然の中に展示することにより、軽井沢という土地の魅力とともに、繊細でダイナミックな作品をぜひ、体感してください。