お知らせ

【Museum】軽井沢の文化振興について語ってきました!

10月3日(土)、安東美術館(Musée Ando à Karuizawa)4周年記念無料イベント「アートな軽井沢 森に広がる美術館の魅力」にお招きいただき、トークに参加させていただきました。

冒頭30分は、軽井沢町長・土屋三千夫氏による「なぜ軽井沢にはたくさんの美術館があるのか」を歴史から読み解く講演。軽井沢の文化と美術館の歩みを知ることができ、とても興味深いお話でした。

その後は、安東美術館の主任学芸員・榑沼さん、軽井沢新聞の編集長・広川さん、土屋町長とご一緒に、私も軽井沢ニューアートミュージアムの学芸員として、1時間強お話しさせていただきました。私は、軽井沢にある通年開館の私立美術館として、開館から14年を迎えた当館が、観光で訪れる方を中心としていた来場者層から、地域の学校や先生方とのつながりを少しずつ築き、地域との接点を広げてきた過程についてお話ししました。

「学芸員の仕事とは?」という問いから、軽井沢町民の方々が地元の文化施設にどれだけ誇りや関心を持っているのか、美術館が地域に愛されるためには何が必要なのかなど、話はさまざまな方向へ広がりました。最後には、地元の方々に美術館を知っていただくために、私たちから町長へ広報支援をお願いする場面もあり、なかなか濃い内容のシンポジウムとなりました。学芸員の仕事は、展覧会や作品に関わることだけでなく、教育普及や広報、地域とのつながりづくりなど、多岐にわたります。今回、これまでの活動をあらためて振り返りながら、「美術館と地域」についてさまざまな立場の方と考える貴重な機会となりました。

4周年を迎えられた安東美術館の皆さま、このような素敵な機会をいただきありがとうございました。ご一緒した皆さま、そしてご来場くださった皆さまにも、心より感謝申し上げます。(文:当館学芸員 石川)