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【つながる・ひろがる展】展覧会の感想続々と

10月2日、展覧会が新しくなるたびに来てくださる、上田にあるさくら国際高等学校の古川先生率いる、美術科の生徒さんが2F「つながる・ひろがる」展を見学にいらっしゃいました。普段から制作したり、アートにふれているだけあって感想からも感受性豊かで創作意欲も旺盛なのがよくわかりました。解説、鑑賞ともに”楽しかった”の声を多くいただき、素晴らしく熱心なオーディエンスでした!いただいた感想のなかからいくつか紹介いたします。

■下田ひかりさん、ポップな色使いに反して少し物憂げな表情、絵具の質感が好きだと思いました。オートモアイさんシンプルながら、ひとつひとつにストーリーがあって印象にのこりました。

■塩見允枝子さんのスタンプセットが気になりました。音楽は好きだけど楽譜を読めない人とかが気軽に音楽にふれられる作品で良かったです。時々、音を楽しむことを忘れてしまいそうになるので心が軽くなりました。

■絵だけじゃなく音楽の展示もあったのが芸術の可能性をかんじられてとてもよかった。身近なキャラクターの作品の展示もあったので入り込みやすかった。

■印象に残った作品は、永島京子さんの「床の間に重なる七色の花」。1枚の絵から色んな花が見られること自体も面白かったですが、レンチキュラーという私の中ではお菓子のおまけでついてくるようなものまでアートになるのだなと感じました。

■現代アートは見たものをそのままでしか受け取れない私には難しいと思って避けてきましたが、学芸員さんの「全てわからなくてもいい」という言葉のおかげで現代アートが見やすくなったし、自分なりに考えて楽しむことができました。

■オートモアイさんのEndless Beginningが印象的だった。静止画なのに女の子が必死に生き抜く姿が感じられて、世界の残酷さが伝わった。

■イラストやマンガ、立体など様々な現代アートを見て学べました。とくに最後のアイナ・ジ・エンドのMVの作品は映像だけでなく左右と正面のスクリーンの下に鏡があって映像美がより際立っていて魅了されました。

■いままで現代アートはあまり嗜んでこなかったのですが、これを機に色んな作家さんを知りたくなりました。自分の画風を確立させたいのでこういう場でのインプットを増やしていきたいと思います。作品ひとつひとつが工夫されていて、手が込んでいて発想に驚かされました。

■いろいろな人の作品が見れて良かったです。原画を直接見て、絵具の質感やラメなどが見ていて楽しかった。チャペルも雰囲気がとても好きでした。

■理解できなかった、よくわからなかった作品もあって、アートって深いな面白いなと思った。AIで作られた作品とか、それに対抗した作品とかを見て、すごく現代だなと思った。オートモアイさんの作品がすごく刺さった。わたしもこんな絵が描きたい!と思った。アートって深くて広いなと思った。