短歌のワークショップを行いました
9月3日(土)午後、美術館付設の「リストランテピエトリーノ&KEY’SCAFE」にて短歌ワークショップを開催しました。
お好きなドリンクを傍らに置きリラックスした雰囲気のなか、
言葉と思い出がつながって一首になっていきました。
今回は2名ともリピーターの方で、それぞれの中にあった短歌のタネを発見し、
楽しみ味わってくださったようです。
参加者のみなさんの作品の一部をご紹介します。
カフェオレの両の手の中温かき河沿いのカフェモンペリエの街 E.М様
飛び込んだ家の近くの喫茶店苦いコーヒー枯れ葉散る夜 E.М様
喧騒にザッハトルテを引き立てるクリームがつける線を数えて R.M様
放課後に卵牛乳とこねこねし友とほおばるチョコチップクッキー R.M様
※作品の転載はご遠慮ください
参加者の方からは
「とても丁寧に教えて頂いて、また楽しく参加させていただきました!時間があっという間でした。」
「短歌の基本的なことを教えて頂き、大変良かったです。」
という声をいただいています。
こちらは講師の先生の短歌です。
背の白いカップに熱く注がれて時間は透ける顔の向こうに 山内頌子
「言葉も思いも、その場で話したり読んだりしているうちにふくらんでいくことがたくさんあります。一度しかない時間を、ぜひ歌として書き留める体験をなさってください。」(山内)
短歌のワークショップは次回、11月12日(土)に開催します。
ご参加お待ちしております。