「前川 強」展をWebで #1 展示室1 ドンゴロスの絵
軽井沢ニューアートミュージアムは通常どおり開館しておりますが、「今はなかなか軽井沢へは行けそうにない…。」という方々へ。
現在、開催中の「前川 強」展より、作品を紹介します!
展示室1では、前川 強さんの代表的な作風である「ドンゴロス」による絵画を紹介します。
ドンゴロスとは麻袋を作る目の荒い厚手の布で、ゴツゴツとした風合いが特徴です。前川さんはドンゴロスを細く切って、ヒダ状に盛り上げて接着し、その上から絵の具を流し込んで作品を作っています。野性味あふれるドンゴロスの風合いが最大限に引き出され、さらに鮮やかな絵の具の発色とあいまって、どの作品も迫力満点。不思議なことに、この素材の力強さに触れると、なぜだか元気な気持ちが湧いてきます。
○もっと詳しく知りたい!という方は
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作品画像:Work (No.161244), 2015-16, 162.0×195.0cm, ドンゴロス、油彩、アクリル
*次回は展示室2、ドンゴロスとは全く異なる趣の作品をご紹介します。
さまざまな布を駆使した作家•前川強の世界をぜひ、ご覧ください。
○企画展
前川強
ドンゴロスは生かされている。
色と形と物質による純粋抽象表現で発言する。
会期:2020年2月8日(土)〜6月28日(日)