ラーニング

【出張ワークショップ@佐久市子ども未来館 ”コラージュで遊ぼう!"】

開催日:2018年2月24日(土)
終了しました!

開催時間:①10:30~11:45
②13:30~14:45
各回定員20名
当日、佐久市子ども未来館科学体験工房にて先着順受付。

場所:佐久市子ども未来館

進行:なおやマンさん(佐久市子ども未来館館長)

講師:石川なみ乃(当館学芸員)

対象:4歳から小学6年生まで(小学校低学年以下の方は保護者同伴)

お申し込み・お問い合わせ

佐久市子ども未来館
Tel. 0267-67-2001 
ホームページ http://kodomomiraikan.jp 

このたび、当館は連携企画として「コラージュであそぼう」ワークショップを佐久市子ども未来館において開催することとなりました。 このワークショップではあらかじめこちらで用意した窓枠の向こうの景色を想像してもらい、参加者が偶然選んだコラージュのための色・形・素材・柄・文字との出会い、組み合わせの偶然を楽しんで学ぶという体験をすることができます。 フランス語と日本語でピカソの絵本の読み聞かせもあります。 初めてのアートワークショップ参加者大歓迎です!お待ちしてます!

チラシはこちらです!↓↓↓
2月の出張ワークショップ
協力:軽井沢ニューアートミュージアム
主催:佐久市子ども未来館


REPORT

ピカソ絵本の読み聞かせと上原木呂さんのコラージュ作品ご紹介
2018年2月24日(土)、佐久市子ども未来館にて「コラージュであそぼう」ワークショップを開催しました。今回の参加者は4歳から小学5年生まで30名。大半の子どもたちが初めてコラージュに挑戦しました。
ワークショップは次のような流れ:まず最初にしかけ絵本「パブロ・ピカソ」でコラージュとはいかなるものかを説明。次に、特別に美術館から持ち運んだコラージュでできた上原木呂さんの作品2点:シマウマシリーズ(縞模様で構成された)「海底にてⅠ」と、時の万華鏡シリーズ「大漁」(大黒様がカメレオンに乗って鯛の泳ぐ海を見下ろしている図)を紹介し、イメージを膨らましてもらいました。その後、こちらで用意した窓枠を選んでもらい、大量の雑誌やチラシから好きなイメージを切り取る作業を開始。
まず、A3の大きな台紙に切ったイメージを並べます。それから、紙を貼っていきますが、ここでポイントは窓枠とのバランスです。最初は膨大な紙の束を前に惑っていた子どもたちも最後には窓枠をのせて1つの作品を完成させ、ひとりひとり発表をしてもらいました。短い限られた時間の中で、最大限の感性を働かせているのが作品を語る子どもたちの様子と作品そのものから感じることができ、その柔軟性には驚きました。窓枠を拒否する参加者もおり、自由にコラージュしたものを枠にはめることの窮屈さも体感したようです。
このたび、アートワークショップとは何かを改めて考えるこの上ない貴重な機会にもなりました。
初めての子ども未来館でのアートワークショップ、なおやマンさんのおかげで実現できたことを心から感謝いたします。
様々な窓枠を準備しておきました。
最後には作品の発表会!
これは家の外から中をのぞいたのかな?中から外をのぞいた景色かな?