概要
軽井沢ニューアートミュージアム・ギャラリー[ホワイトストーン・ギャラリー軽井沢]では、現代アーティスト・MADARA MANJI (まだら まんじ)の3度目となる個展、『IT WAS』を開催いたします。
MADARA MANJI は学校を卒業後、作品制作の基礎となる彫金技術を学ぶために京都に移り、彫金師の下で様々な金属加工技術の基礎を身につけ、現在も継続して技術の研磨に努め、それにより制作した作品を現代アートの領域で発表し、高い評価を受けています。
近年では、かねてより関心のあった宗教学や禅の思想、物理学や天文学へのアプローチを進め、デビュー当初から扱ってきた 金属という素材への追求に加えて、非金属素材を使った作品の制作にも着手しています。
本展「IT WAS」において「人間の精神の在り方」という一貫した作家の興味を踏まえた上で、さらに幅広い表現手段を獲得し、それによって新作の立体作品やインスタレーションを 制作し、発表することとなりました。
常に、作品制作を「想像力と探究心に基づいた研究活動」と捉えている作家にとって、あらゆる素材は「存在する事とは何か」 という命題を表現する手段となり、その思考は現在も拡張し続けています。
本展「IT WAS」は、志賀高原ロマン美術館において開催される展覧会「ALIVE」と連動したものとなっており、これら二つの展覧会には強い関係性があります。特に本展示内にあるイン スタレーション作品
「波動の痕跡による作品(タイトル未定)」 は志賀高原ロマン美術館の展覧会「ALIVE」において展示されている作品「SKIN #01」を使用し制作された作品です。なお、 二つの会場のタイトルは「IT WAS」「ALIVE」として一つの言 葉として成り立ちます。
このような表現方法は作家の「人間の精神は膨大な情報量や相対する要因の複雑な因果関係を構築する事で成り立っている」 という考え方について空間を超越して表現した一例であると言えます。
2017年に当ギャラリーで開催された個展「Antagonism and Trancesendence」より、国内国外を問わず幅広い国や地域で 発表を行ってきた MADARA MANJI の新境地を、この機会に是非ご高覧いただきますようお願いいたします。
MADARA MANJI は学校を卒業後、作品制作の基礎となる彫金技術を学ぶために京都に移り、彫金師の下で様々な金属加工技術の基礎を身につけ、現在も継続して技術の研磨に努め、それにより制作した作品を現代アートの領域で発表し、高い評価を受けています。
近年では、かねてより関心のあった宗教学や禅の思想、物理学や天文学へのアプローチを進め、デビュー当初から扱ってきた 金属という素材への追求に加えて、非金属素材を使った作品の制作にも着手しています。
本展「IT WAS」において「人間の精神の在り方」という一貫した作家の興味を踏まえた上で、さらに幅広い表現手段を獲得し、それによって新作の立体作品やインスタレーションを 制作し、発表することとなりました。
常に、作品制作を「想像力と探究心に基づいた研究活動」と捉えている作家にとって、あらゆる素材は「存在する事とは何か」 という命題を表現する手段となり、その思考は現在も拡張し続けています。
本展「IT WAS」は、志賀高原ロマン美術館において開催される展覧会「ALIVE」と連動したものとなっており、これら二つの展覧会には強い関係性があります。特に本展示内にあるイン スタレーション作品
「波動の痕跡による作品(タイトル未定)」 は志賀高原ロマン美術館の展覧会「ALIVE」において展示されている作品「SKIN #01」を使用し制作された作品です。なお、 二つの会場のタイトルは「IT WAS」「ALIVE」として一つの言 葉として成り立ちます。
このような表現方法は作家の「人間の精神は膨大な情報量や相対する要因の複雑な因果関係を構築する事で成り立っている」 という考え方について空間を超越して表現した一例であると言えます。
2017年に当ギャラリーで開催された個展「Antagonism and Trancesendence」より、国内国外を問わず幅広い国や地域で 発表を行ってきた MADARA MANJI の新境地を、この機会に是非ご高覧いただきますようお願いいたします。
アーティスト情報
MADARA MANJI
1988年3月28日 東京都出生都内の高校を卒業後、作品制作の為の造形技術を習得するため19歳のときに京都の彫金師に師事。
数年間に渡り基礎的な金属の加工技術を学ぶ。
以降独学を重ね、作家としての活動を開始。
東京都品川区にアトリエを構え作品を制作、現在に至る。
MADARA MANJI ×川崎市岡本太郎美術館館長 土方十四郎対談記事はこちらから
作家略歴
【主な個展】2017 Antagonism and Transcendence / Whitestone Gallery KARUIZAWA
2020 VORTEX / Whitestone Gallery KARUIZAWA
2020 ACCUMULATION / Whitestone Gallery Taipei
2020 MASS / Whitestone Ginza New Gallery
2021 CORE / Whitestone Gallery Taipei
2022 EXPLOSION / Whitestone Ginza New Gallery
2023 SOLID / Daikanyama TSUTAYA Bookstore
【主なグループ展】
2017 INTERMIXTURE / Whitestone Gallery HongKong Hollywood Road
2020 荒れ地のアレロパシー / 三越コンテンポラリーギャラリー
2023 WE LOVE SINGAPORE / Whitestone Gallery SINGAPORE
2023 WE LOVE CHINA / Whitestone Gallery BEIJING
2023 CULTURAL CITY OF EAST ASIA:
SCULPTURE INVITATIONAL EXHIBITION OF CHINA, JAPAN AND KOREA /
QINGDAO SCULPTURE ART MUSEUM
2023 WE LOVE KOREA / Whitestone Gallery Seoul
2024 INVISIBLE DIMENSION / Whitestone Gallery Beijing
【主なアートフェア】
2018 VOLTA 14 / YOD Gallery
2021 Art Fair Tokyo 2021 / YOD Gallery
2021 Art Miami 2021 / YOD Gallery
2021 VOLTA BASEL 2022 / YOD Gallery
2023 ART021 SHANGHAI 2023 / Whitestone Gallery
2024 ART OSAKA 2024 / YOD Gallery