ギャラリー

AU 嶋本昭三 X その仲間たち

インフォメーション

期間
2024年02月09日 - 2024年03月25日
会場
ギャラリー2、3
開館時間
10:00‐17:00
※最終日は15:00まで
※入館は閉館30分前まで
休館日
毎週月曜日 (8月無休)
料金
無料
お問い合わせ先
軽井沢ニューアートミュージアム
Tel. 0267-46-8691
ギャラリー(関口、平林)

概要

ホワイトストーンギャラリー軽井沢では、「AU 嶋本昭三とその仲間たち」展を開催いたします。

AUは、戦後日本の前衛美術集団「具体美術協会」のスローガン「人のまねをしない」を基本精神として
兵庫県の本部を拠点に現在も活動を続けているアーティストグループです。  
「具体」を始めとする戦後日本前衛美術の潮流を引き継いで活動を展開し、現在世界的に注目をあびている「具体」の設立時から活躍したアーティスト嶋本昭三が代表を努め、世界各地で展覧会を行い、自由やアートの無限の可能性を表現してきました。

この度、当ギャラリーでは、嶋本昭三の作品を中心に、AUに所属するアーティスト12名の作家の作品をご紹介いたします。他に例のない、斬新な考え方や制作方法で作られた、オリジナリティにあふれる作品の数々をどうぞご高覧ください。


【出品作家】

嶋本昭三、鷲見康夫、金澄子、高田雄平、ARTIST Miu、中尾公紀、松井コーヘー、神野翼、八木智弘、大野えつし、Theo Haze
塩見孝明、SHU


プロフィール

嶋本昭三

具体美術協会の設立からのメンバーのひとりであり、パフォーマンス主導のスケールの大きな創作で群を抜く。鉄パイプに絵具を詰めてガスで爆発させる「大砲絵画」、絵具の詰まったガラス瓶を高所から叩きつける「瓶投げ」の手法など、欧米で人気を博す。「行為の軌跡」そのものである嶋本作品は具体の精神を端的に表しており、日本の現代アートの国際化にも貢献した。通信網を用いてのメール・アートにいち早く注目するなど、常に時代の先駆けであった。

https://www.whitestone-gallery.com/ja/blogs/artist/shozo-shimamoto

作家略歴

1928年  1月22日大阪府生まれ。
1954年  戦後日本の現代美術を代表する「具体美術協会」創立メンバーとなる。
1956年  大砲による絵画制作。
1976年  AUに参加。翌年より事務局長となる。
1970年代 メール・アート活動開始。世界中のアーティストと交流を持つ。
1986年  頭を剃り、そこにメッセージを書くアートや、映像を映すヘッドアートを始める。
1995年  阪神淡路大震災被災 西宮市のアトリエ内部が破壊される。
1998年  アメリカの美術館「MOCA」で開催された「戦後の世界展」世界四大アーティストの一人に選ばれる。
2003年  ベネチアヴィエンナーレに参加して瓶投げパフォーマンスを行う。
2012年  軽井沢ニューアートミュージアム開館イベントで瓶投げパフォーマンス実施
2013年  1月25日死去。85歳没。
2016年  軽井沢ニューアートミュージアム(長野県)「嶋本昭三展 前衛の衝撃」展開催