概要
軽井沢ニューアートミュージアム1Fギャラリー(ホワイトストーン・軽井沢)では、コレクション展「想い ‐あのとき‐ 月夜の晩に、拾ったボタンはどうしてそれが、捨てられようか? 中原中也」 を開催いたします。
季節の変わり目には、まわりの空気の変化と共に時の流れを感じ始めるのではないのでしょうか。
目まぐるしく過ぎ行く日々の中で、忘れてしまいがちな何気ない日常のひとときを立ち止まり、ゆっくりと見つめなおしてみてください。きっと、さまざまな想いが心を巡らせると思います。それは、遠い過去の記憶や、近い未来のことであったり、はたまたいつかどこかであった言葉にはならない想いかもしれません。
この展覧会では、こうしたふいに現れる懐かしさや、切なさなど、心に溢れるさまざまな情緒を「想い」というテーマで開催いたします。
本展のサブタイトルである「月夜の晩に、拾ったボタンはどうしてそれが、捨てられようか」は、中原中也の「月夜の浜辺」という詩の一節から抜粋したものです。
この詩には、なぜだかわからないけれどどうしても情を抱いてしまう、うまく言葉にすることができない心情を感じます。
そして、この「想い」は誰もが心に抱くことでしょう。
今回の展示は、情景をモチーフに年代やジャンルの異なる様々な作家の作品をコレクションの中から選定し、2つの部屋で展開します。
それぞれの作品は洋画から日本画まで作風は全く異なりますが、同じ空間のなかで垣根を越えて互いに響き合い、私たちの想いを深渕へと導いて、心を豊かにしてくれることでしょう。
ゆるやかな時間が流れる軽井沢で、絵画の織りなす世界をどうぞごゆっくりご高覧ください。
【出品作家】
ファビオカルベッティ・阪本トクロウ・川島優・ミズテツオ・舟越桂・絹谷幸二・ジュリアンオピー・今川教子・原田隆・阿部穣・山形太郎
季節の変わり目には、まわりの空気の変化と共に時の流れを感じ始めるのではないのでしょうか。
目まぐるしく過ぎ行く日々の中で、忘れてしまいがちな何気ない日常のひとときを立ち止まり、ゆっくりと見つめなおしてみてください。きっと、さまざまな想いが心を巡らせると思います。それは、遠い過去の記憶や、近い未来のことであったり、はたまたいつかどこかであった言葉にはならない想いかもしれません。
この展覧会では、こうしたふいに現れる懐かしさや、切なさなど、心に溢れるさまざまな情緒を「想い」というテーマで開催いたします。
本展のサブタイトルである「月夜の晩に、拾ったボタンはどうしてそれが、捨てられようか」は、中原中也の「月夜の浜辺」という詩の一節から抜粋したものです。
この詩には、なぜだかわからないけれどどうしても情を抱いてしまう、うまく言葉にすることができない心情を感じます。
そして、この「想い」は誰もが心に抱くことでしょう。
今回の展示は、情景をモチーフに年代やジャンルの異なる様々な作家の作品をコレクションの中から選定し、2つの部屋で展開します。
それぞれの作品は洋画から日本画まで作風は全く異なりますが、同じ空間のなかで垣根を越えて互いに響き合い、私たちの想いを深渕へと導いて、心を豊かにしてくれることでしょう。
ゆるやかな時間が流れる軽井沢で、絵画の織りなす世界をどうぞごゆっくりご高覧ください。
【出品作家】
ファビオカルベッティ・阪本トクロウ・川島優・ミズテツオ・舟越桂・絹谷幸二・ジュリアンオピー・今川教子・原田隆・阿部穣・山形太郎