概要
icco Yoshimura(イッコ・ヨシムラ)の個展「 add a dash of spice to life 」を開催いたします。
展覧会タイトルの『add a dash of spice to life』とは「人生にひと匙のスパイスを」の意。幼少期から絵を描くこと、料理に触れることに親しんできた画家・icco Yoshimura。自身の作品が、見る人の人生に新たなスパイスを与える存在でありたいとの願いが込められています。
Icco Yoshimuraは1987年京都生まれ。実家がフレンチ・レストランを営んでいたことから、幼少の頃より厨房やフロアで多くの時間を過ごす。店の閉店を待ちながらカウンターに座り、ワイン瓶や食器のイラストを裏紙などに描いていたのが作家としての原点となる。大切な人と食卓を囲む幸福な時間―その尊さこそが今日に至るまでの作家の一貫したインスピレーションの源であり続けている。
今展では、全長10mのカンバスをテーブルに見立て、そこに並ぶ前菜やメインの肉料理、デザート、コーヒーといった晩餐のフルコースを描いた作品「supper」を会場の中央に展示。「描かれた」フルコース・メニューを超え、そこに集まる「描かれない」人々の楽し気な騒めきが想起される。その他、牛や羊など食肉用に育てられた家畜を描き、フード・ロスの問題を提起する
「shepherd's purse」「pop out」シリーズ、コップ一杯の水への感謝を込めた「The Water ofLife」シリーズなど、約40点の作品を展覧する。
日常から掬い取られたポジティヴなエネルギー。
Icco Yoshimuraの世界をこの機会にどうぞご高覧ください。
トップ画像:icco Yoshimura "supper"(部分) / 100.0 × 975.0 cm/ 2022/ Acrylic on Roll canvas
展覧会タイトルの『add a dash of spice to life』とは「人生にひと匙のスパイスを」の意。幼少期から絵を描くこと、料理に触れることに親しんできた画家・icco Yoshimura。自身の作品が、見る人の人生に新たなスパイスを与える存在でありたいとの願いが込められています。
Icco Yoshimuraは1987年京都生まれ。実家がフレンチ・レストランを営んでいたことから、幼少の頃より厨房やフロアで多くの時間を過ごす。店の閉店を待ちながらカウンターに座り、ワイン瓶や食器のイラストを裏紙などに描いていたのが作家としての原点となる。大切な人と食卓を囲む幸福な時間―その尊さこそが今日に至るまでの作家の一貫したインスピレーションの源であり続けている。
今展では、全長10mのカンバスをテーブルに見立て、そこに並ぶ前菜やメインの肉料理、デザート、コーヒーといった晩餐のフルコースを描いた作品「supper」を会場の中央に展示。「描かれた」フルコース・メニューを超え、そこに集まる「描かれない」人々の楽し気な騒めきが想起される。その他、牛や羊など食肉用に育てられた家畜を描き、フード・ロスの問題を提起する
「shepherd's purse」「pop out」シリーズ、コップ一杯の水への感謝を込めた「The Water ofLife」シリーズなど、約40点の作品を展覧する。
日常から掬い取られたポジティヴなエネルギー。
Icco Yoshimuraの世界をこの機会にどうぞご高覧ください。
トップ画像:icco Yoshimura "supper"(部分) / 100.0 × 975.0 cm/ 2022/ Acrylic on Roll canvas
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企画・主催
Karuizawa New Art Museum
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協力
Whitestone Gallery
作家からのメッセージ
はじめまして icco Yoshimura です。
私は親しい仲で囲む食卓や、特別な一品、日々の何でもない食材を表現しています。
ここ数年は世界的なパンデミックにより、
日常ががらっと変わり沢山の人が孤独を感じていたかもしれません。
私もそうでした。
またいつそうなっても後悔しないような日々を迎えるために、
一つ一つの食卓と、大事な人と過ごす時間に感謝を込めて制作しました。
毎日食べるもので人間はできています。
一食一食が幸せだったら毎日幸せになれるので
美味しく幸せに日々すごせたらいいですね。
皆さんの幸せな時間の記憶に残れば幸いです。
2022.6 icco Yoshimura
私は親しい仲で囲む食卓や、特別な一品、日々の何でもない食材を表現しています。
ここ数年は世界的なパンデミックにより、
日常ががらっと変わり沢山の人が孤独を感じていたかもしれません。
私もそうでした。
またいつそうなっても後悔しないような日々を迎えるために、
一つ一つの食卓と、大事な人と過ごす時間に感謝を込めて制作しました。
毎日食べるもので人間はできています。
一食一食が幸せだったら毎日幸せになれるので
美味しく幸せに日々すごせたらいいですね。
皆さんの幸せな時間の記憶に残れば幸いです。
2022.6 icco Yoshimura
アーティスト情報
icco Yoshimura
1987年京都に生まれ、高校まで関西を中心に過ごす。独学で絵を学ぶ。家業がフレンチレストランであったことから、物心がついたときから厨房やフロアで過ごし、ワイン瓶や食器など食卓の風景を描く楽しさをごく自然に見出す。
作家略歴
個展2016 WORLD TIMES(兵庫)
2017 CAFE DECO(東京)
2018 WORLD TIMES(兵庫)
2019 CAFE DECO(東京)
グループ展(抜粋)
2010 hpgrp gallery in NY(ニューヨーク)
2016 TAGBOAT Independent Tokyo(東京)
2017 創英ギャラリー(東京)
2017 MDP GALLERY Tokyo(東京)
2018 MDP GALLERY Tokyo(東京)
2019 Whitestone Gallery(東京)
2020 Whitestone Gallery(台北)
2021 WHAT CAFE /寺田倉庫(東京)
2021 artrA「Air JORDAN 1」アソビシステム×atmos(金沢/札幌)
コミッション・ワーク
2021 ZINE YOYOGi-KOEN(東京)