概要
この度、ホワイトストーン・ギャラリー軽井沢Gallery3では、線のアーティスト・Mar Marmarの個展『タブララサ』を開催いたします。
2000年、廃棄用段ボールに油性マジックで何気なく線をのせた時に感じた快感から、線を書き始めたというMar Marmar。彼女は線を、生き物の「考える前の感覚」を表出させるものであると考えます。象が絵筆を掴んでキャンバスに「何か」を描くときのような、判断を伴わずに打ち出される「本能」を、その線は目指しています。一心不乱に線を描く様子は、ジャンルを超えたアートのピュアさを感じさせてくれます。今展では、会期初日から約2週間、作家による巨大なドローイング制作をギャラリー内にてご覧いただけます*。そのほかパフォーマンスを収めた映像作品、近年作家が取り組んでいる光のドローイング写真も多数展示いたします。Mar Marmarの線の世界をこの機会にぜひお楽しみくださいませ。
*5月29日(水)から6月10日(月)まで。時間不定期。完成後会期中展示
2000年、廃棄用段ボールに油性マジックで何気なく線をのせた時に感じた快感から、線を書き始めたというMar Marmar。彼女は線を、生き物の「考える前の感覚」を表出させるものであると考えます。象が絵筆を掴んでキャンバスに「何か」を描くときのような、判断を伴わずに打ち出される「本能」を、その線は目指しています。一心不乱に線を描く様子は、ジャンルを超えたアートのピュアさを感じさせてくれます。今展では、会期初日から約2週間、作家による巨大なドローイング制作をギャラリー内にてご覧いただけます*。そのほかパフォーマンスを収めた映像作品、近年作家が取り組んでいる光のドローイング写真も多数展示いたします。Mar Marmarの線の世界をこの機会にぜひお楽しみくださいませ。
*5月29日(水)から6月10日(月)まで。時間不定期。完成後会期中展示
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協力
TJP VIRTUAL GALLERY
作家からのメッセージ
どこかの象が、鼻で絵筆を掴み、自らの意識でか本能でか、ストロークの強い線で絵画するところを目にしたことがある。
自分以外の生き物の気持ちなんてよくはわからないが、あの線を見ていると生きる力みたいなものが湧いてくる。子供が描いた絵も。天然であることを、どうだ!と言わんばかりに主張してくる。そんな迷いのない線をしている。
私も、私自身のピュアな部分を探して迷いなく打ち出すように、そんなことができる能力に魅力を感じて日々書いているように思う。
まずは自分のピュアな部分だけに注目させて印象を打ちつけるようにしたかった。
考える前のニュートラルな状態。
見る側もニュートラルな状態。好きとか嫌いとかを考える手前。自然に体に入ってくるかこないか。
それが今回の展示で人々に印象づけられたらいい。
印象という部分に打ち付けられればいい。
自分以外の生き物の気持ちなんてよくはわからないが、あの線を見ていると生きる力みたいなものが湧いてくる。子供が描いた絵も。天然であることを、どうだ!と言わんばかりに主張してくる。そんな迷いのない線をしている。
私も、私自身のピュアな部分を探して迷いなく打ち出すように、そんなことができる能力に魅力を感じて日々書いているように思う。
まずは自分のピュアな部分だけに注目させて印象を打ちつけるようにしたかった。
考える前のニュートラルな状態。
見る側もニュートラルな状態。好きとか嫌いとかを考える手前。自然に体に入ってくるかこないか。
それが今回の展示で人々に印象づけられたらいい。
印象という部分に打ち付けられればいい。
アーティスト情報
関連イベント
ライブ・ドローイング
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出演 :
Mar Marmar -
日時 :
5月29日(水) - 6月10日(月) 期間中時間不定期