概要
この度ホワイトストーンギャラリー軽井沢では、Jun T. Lai展『WONDERLAND』を開催致します。今展は2017年10月28日から2018年1月21日まで国立台湾美術館にて開催された「仙境(ワンダーランド)」展の巡回展であるとともに、軽井沢ニューアートミュージアムにおける作家初の展示となります。
Jun T. Laiは台北(台湾)にアトリエを構え、30年以上に亘るキャリアを誇る台湾を代表する現代美術アーティストです。パブリック・アートにも傾注しており、台湾国内の図書館や空港、国立大学などその作品は広く収蔵されています。
Laiの一貫したテーマは少女性と純粋性であり、子供のようなピュアな冒険心で現実と非現実の狭間が探求されています。今展『WONDERLAND』のアイディアは、2000年正月の初日の出を見たときに端を発します。太陽と空の明暗のコントラストは、そのまま作家が意図する現実と非現実との境界にぴったり重なったといいます。光に形を与え、色彩化するのが今回の試みです。
地球の産物である自然風土、作家の創り出す豊かな色彩感、アクリルという物質が生み出す透明さや光の反射・屈折、投影その浸透力がワンダーランドへの道を拓くとLaiは考えています。ワンダーランドとは、ポジティブなエネルギーに満ちた、現実を超えた世界。そこでは、心が完全に解放され、生命の束縛を逃れることができるのです。
是非この機会にJun T. Laiの世界をご堪能頂きますよう、ご案内申し上げます。
Jun T. Laiは台北(台湾)にアトリエを構え、30年以上に亘るキャリアを誇る台湾を代表する現代美術アーティストです。パブリック・アートにも傾注しており、台湾国内の図書館や空港、国立大学などその作品は広く収蔵されています。
Laiの一貫したテーマは少女性と純粋性であり、子供のようなピュアな冒険心で現実と非現実の狭間が探求されています。今展『WONDERLAND』のアイディアは、2000年正月の初日の出を見たときに端を発します。太陽と空の明暗のコントラストは、そのまま作家が意図する現実と非現実との境界にぴったり重なったといいます。光に形を与え、色彩化するのが今回の試みです。
地球の産物である自然風土、作家の創り出す豊かな色彩感、アクリルという物質が生み出す透明さや光の反射・屈折、投影その浸透力がワンダーランドへの道を拓くとLaiは考えています。ワンダーランドとは、ポジティブなエネルギーに満ちた、現実を超えた世界。そこでは、心が完全に解放され、生命の束縛を逃れることができるのです。
是非この機会にJun T. Laiの世界をご堪能頂きますよう、ご案内申し上げます。
作家からのメッセージ
アーティスト情報
JUN T.LAI
1953年 台湾生まれ1974年 中国文化大学芸術学部卒業(台北、台湾)
1978年 多摩美術大学大学院グラフィックデザイン学科卒業
アメリカ、フランス、スイス等、世界各国で滞在制作を行い現地の芸術家と交流を行う
過去には中国文化大学芸術学部、南華大学等で教鞭を執る