概要
この度、ホワイトストーン・ギャラリー軽井沢では、坪田昌之個展『Unknown Memory』を開催いたします。‘Unknown memory’=「未知の記憶」が指し示すのは、誰しも幼少時に山や川などで感じたことのある、「ぞくっとするような気配」のことです。
古代寺院など木造建築に興味を持ったことをきっかけに木を使った彫刻作品を制作し続けていた坪田は、あるとき真っ赤に着色された自身の作品にこの「気配」を感じとります。以来、この感覚は制作のひとつの主題となったのです。
そもそも、人種や宗教、言語、経済などで分類されている人類に坪田は着目。それぞれの人種の網膜の違いにより、同じ色彩でも各々に違って見えるのではないか。自身の作品によって引き起こされる「未知の領域」という気配や感覚は、各々にどのように響くのか---これが今展を構成するテーマとなります。
個性的な色彩、削られてもなお呼吸し続ける木という生きた素材、独特のヴァイブレーションを放つフォルム、そこから生まれる陰影など、魅力が尽きない坪田作品。今展では初発表のインスタレーションやドローイングと併せて展覧いたします。ぜひご高覧くださいますようご案内申し上げます。
古代寺院など木造建築に興味を持ったことをきっかけに木を使った彫刻作品を制作し続けていた坪田は、あるとき真っ赤に着色された自身の作品にこの「気配」を感じとります。以来、この感覚は制作のひとつの主題となったのです。
そもそも、人種や宗教、言語、経済などで分類されている人類に坪田は着目。それぞれの人種の網膜の違いにより、同じ色彩でも各々に違って見えるのではないか。自身の作品によって引き起こされる「未知の領域」という気配や感覚は、各々にどのように響くのか---これが今展を構成するテーマとなります。
個性的な色彩、削られてもなお呼吸し続ける木という生きた素材、独特のヴァイブレーションを放つフォルム、そこから生まれる陰影など、魅力が尽きない坪田作品。今展では初発表のインスタレーションやドローイングと併せて展覧いたします。ぜひご高覧くださいますようご案内申し上げます。
作家からのメッセージ
アーティスト情報
坪田昌之
Masayuki Tsubota1976 大阪に生まれる
2001 大阪芸術大学 大学院芸術制作研究科 彫刻修了
作家略歴
個展2001 北野Pocket 美術函, 神戸
2002 信濃橋画廊, 大阪
2004 ギャラリーファインアート, 大阪
2005 ギャラリー島田, 神戸
信濃橋画廊, 大阪
2006 山木美術, 大阪
BOUTWELLDRAPER GALLERY, Sydney, Australia
山木美術, Busan, Korea
2009 山木美術, 大阪
ファエンツァ市庁舎, Faenza, Italy (エミリアロマーニャ州公式行事・10月日本祭)
2010 信濃橋画廊, 大阪
ギャラリーファインアート, 大阪
2011 NIKIギャラリー册, 東京
江寿コンテンポラリーアート, 京都
山木美術, 大阪
2013 INSA Gallery, Seoul, Korea
Maek Hyang Gallery, Daegu, Korea
2014 Old Course, 大阪
山木美術, 大阪
The Tolman Collection Tokyo, 東京
2015 山木美術, 大阪
江寿コンテンポラリーアート, 京都 Gallery LVS, Seoul, Korea
H - art Beat gallery, 東京
2016 ギャラリールネッサンススクエア, 兵庫 山木美術, 大阪
2018 Whitestone Gallery, 東京