概要
日本画材やフォトコラージュを用い、桃源郷などの異世界を描く鴻崎正武。
近年では東日本大震災の経験から、生まれ育った東北の持つ独自の文化に目を向け
自らの絵画を「東北画」と称して新たな挑戦を試みています。
今展は当ギャラリーにて3年ぶりとなる個展です。
「夢」や「理想」、「歴史」や「文化」の散りばめられた鴻崎正武の描く異界を
ぜひともご覧下さいませ。
近年では東日本大震災の経験から、生まれ育った東北の持つ独自の文化に目を向け
自らの絵画を「東北画」と称して新たな挑戦を試みています。
今展は当ギャラリーにて3年ぶりとなる個展です。
「夢」や「理想」、「歴史」や「文化」の散りばめられた鴻崎正武の描く異界を
ぜひともご覧下さいませ。
作家からのメッセージ
15世紀のヒエロニムス・ボッシュにも似た異形の動植物や宇宙船、楽器や民芸品など、個々人のさまざまな「夢」や「理想」が混在する風景を描いている。現代における欲望や理想の実現が、あたかも現実になりえる科学・産業・テクノロジーは、地方や都市生活の間で揺れ動く人々の生活に影響を及ぼし、個々人の「未来の郷」が創られていく。
今回のプロジェクトで私は東京・紀尾井町の未来鳥瞰図を手がけた。東北・山形の御沢仏や関西・京都の友禅染、CGに能楽大鼓など、日本文化の様々なメディア・ハイブリットは、これからの絵画における無限の可能性を予感するものとなった。
今回のプロジェクトで私は東京・紀尾井町の未来鳥瞰図を手がけた。東北・山形の御沢仏や関西・京都の友禅染、CGに能楽大鼓など、日本文化の様々なメディア・ハイブリットは、これからの絵画における無限の可能性を予感するものとなった。
アーティスト情報
作家略歴
1972 福島県生まれ2005 東京藝術大学大学院絵画科後期博士課程修了
現在、東北芸術工科大学芸術学部洋画コース准教授
2016 “未来の郷” アートフロントギャラリー / 東京
2014 “ヤマノカタチノモノガタリ” 山形県郷土館文翔館 / 山形
VOLTA NY 2014 Dillon Gallery / ニューヨーク
2013 “秘境-その芸術表現” 東北芸術工科大学美術館ギャラリー / 山形
2012 “ TOUGEN” アートフロントギャラリー / 東京
“ THE TOUGEN SIRIES” Dillon Gallery / ニューヨーク
2011 “生まれるイメージ” 山形美術館 / 山形
2007 佐藤美術館 / 東京