概要
「具体美術協会」の創設メンバーとして、1972年の解散まで在籍し、作品を発表し続けた上前智祐。
計算の無い純度の高い作品群は、ただただ観る者の心を奪い、魅了する。
息を吞むような造形美の中に、制作に費やされる膨大な時間の経過を感じ取ることができるだろう。
ひたむきに制作を重ねる中で生み出されていく緻密、繊細な表現力は、卒寿を超えた今も顕在である。
本展では、具体解散後も一人のアーティストとして、誰の真似もせず、
いっそう制作の幅を広げることにより生まれた銅版画を中心に、本画作品も合わせて約30点展示販売いたします。
計算の無い純度の高い作品群は、ただただ観る者の心を奪い、魅了する。
息を吞むような造形美の中に、制作に費やされる膨大な時間の経過を感じ取ることができるだろう。
ひたむきに制作を重ねる中で生み出されていく緻密、繊細な表現力は、卒寿を超えた今も顕在である。
本展では、具体解散後も一人のアーティストとして、誰の真似もせず、
いっそう制作の幅を広げることにより生まれた銅版画を中心に、本画作品も合わせて約30点展示販売いたします。
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企画・主催
一般財団法人 軽井沢ニューアートミュージアム
アーティスト情報
作家略歴
1920 京都府、奥大野村に生まれる1938 画家を志望して神戸に行き、働きながら本格的に絵画を学ぶ。
1954 「具体美術協会」に創立メンバーとして参加。72年の解散まで全展に出展。
1972 「具体美術協会」解散。
1999 「集合と稠密のコスモロジー 上前智祐展」(大阪府立現代美術センター)
同年、紺綬褒章、兵庫県文化賞を受賞。
2005 「上前智祐と具体美術協会」(福岡市美術館)
2012 「Painting the Void: 1949-1962」ロサンゼルス現代美術館(MOCA)
他、国立新美術館やグッゲンハイム美術館をはじめ、国内外で展覧会多数。