概要
オブジェ、ミクストメディア、コラージュ、詩、美術評論と旺盛な表現活動で注目を集める北川健次。来日したクリストよりオブジェ作品の賞賛を得るなど、 銅版画とオブジェの分野における第一人者的存在。2008 年、ランボーを主題とした作品が、ピカソ、クレー、ミロ、ジャコメッティ、ジム・ダ イン、メイプルソープ等と共に選出され、フランスのアルチュール・ランボーミュージアム にて展覧会が開催される。鋭い詩的感性と卓越した意匠性を駆使した作品は、美術の分野において独自の高い位置を占めている。
今展では、求龍堂出版の著書『美の侵犯ー蕪村×西洋美術』刊行記念展として、オブジェ、コラージュを主とした作品を約60点展示予定です。また、版画家としても広く活躍する北川の代表作の銅版画や、今春イタリアで撮影したという新作の写真作品も並びます。様々な技法を経て、視覚的なポエジーを発表し続ける北川独自の世界観を是非会場でご堪能ください。
今展では、求龍堂出版の著書『美の侵犯ー蕪村×西洋美術』刊行記念展として、オブジェ、コラージュを主とした作品を約60点展示予定です。また、版画家としても広く活躍する北川の代表作の銅版画や、今春イタリアで撮影したという新作の写真作品も並びます。様々な技法を経て、視覚的なポエジーを発表し続ける北川独自の世界観を是非会場でご堪能ください。
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企画・主催
一般財団法人 軽井沢ニューアートミュージアム
アーティスト情報
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作家略歴
1952 福井県生まれ多摩美術大学大学院美術研究科修了
1975 現代日本美術展ブリヂストン美術館賞受賞
1976 国際東京版画ビエンナーレ展招待出品
1981 リュブリアナ国際版画ビエンナーレ展招待出品
1990 文化庁派遣芸術家在外研究員として渡米
2010 「RIMBA UD MANIA」展に招待出品(パリ市立歴史図書館)
2011 「北川健次―鏡面のロマネスク」展(福井県立美術館)
2014 「絶対 のメチエ―名作の条件」展
(ミュゼ浜口陽三・ヤマサコレクション) に招待出品
著書
「モナ・リザ ミステリー」 (新潮社)
「死のある風景」 (久世光彦との共著/新潮社)
写真集「サン・ラザールの着色された夜のために」 (沖積舎)
詩人 野村喜和夫と作家 北川健次による詩画集
「渦巻カフェあるいは地獄の一時間」(盛岡書店)
「美の侵犯ー蕪村X西洋美術」(求龍堂) 他