開館情報
本日はです
ジャン=ミシェル オトニエル「愛の遺伝子展 ~DNA of Love~」

概要

軽井沢ニューアートミュージアム開館3周年記念
ジャン=ミシェル オトニエル「愛の遺伝子展 ~DNA of Love~」

  ジャン=ミシェル オトニエルは、フランス中東部に位置するサンテティエンヌ出身の現代アーティストです。1993年以降、ムラーノガラスを使った立体作品を中心に制作をはじめ、今日においてはガラスはオトニエルのトレードマークの一つとなっています。 2011年にポンピドゥーセンター(フランス・パリ)で開催された回顧展「My Way」では、3ヶ月の会期中20万人の来館者数を記録しました。その後、ソウル、東京、マカオ、ニューヨークへと巡回し、世界的な注目を集めました。
また、2014年の秋には、ヴェルサイユ宮殿の噴水庭園「水の劇場」の改築に伴い、立体作品《美しい舞踏》 が永久展示されることが決定しています。
2014年は、日仏文化交流90周年の記念すべき年です。ヴェルサイユ宮殿での展示と同時期に、軽井沢ニューアートミュージアムでは、ムラーノガラスをつかった最新作を屋内に5点、屋外に1点、ドローイング作品15点を展示いたします。 オトニエルは、歴史的な場所や庭園など、作品を展示する場所や空間にもこだわりをもつことで知られています。光を通す彼のガラスの作品は、光の中に展示されることにより、環境や空間と調和し、詩的な魅力がより一層豊かなものへと変わります。
軽井沢の自然の中に展示することにより、軽井沢という土地の魅力とともに、繊細でダイナミックな作品を体感してもらうことが本展覧会の特徴の一つです。当館の野外スペースに常設展示する 《こころの門》 と、美術館1階フリースペースに展示する Collier autoporté bleu dégradé miroir (青いグラデーションのあるネックレス〔鏡張り〕)は、多くの人にアートと触れる機会を提供し、これからの軽井沢における芸術文化振興のシンボルとなることを期待します。
  • 企画

    一般財団法人 軽井沢ニューアートミュージアム

  • 協賛

    在日フランス大使館/アンスティチュ・フランセ日本、長野県、長野県教育委員会、軽井沢町、信濃毎日新社、上毛新聞社、SBC信越放送、NBS長野放送、TSBテレビ信州、abn長野朝日放送、軽井沢新聞社、軽井沢ニュース舎、KIAC(軽井沢国際芸術文化都市推進協議会)

  • 監修

    伊東順二

作品情報

その他

© ADAGP, Paris & JASPAR, Tokyo, 2014 D0663