「かけがえのないもの 地球・風景・環境」展を360°カメラで撮った映像です。
画面をクリック&ドラッグして様々な角度からお楽しみいただけます！
こちらは、地球の現象をもとに多岐にわたるアート作品、ポスターなどが展示されています。
地球環境問題に触れながら、地球そのものの美しいすがたを感じるような作品をぜひお楽しみください。
ここでは芸術の主要なモチーフである自然をテーマにした風景画を展示しています。日本画と油彩画が入り交じり展示されたこの一室は、まさに私たちを取り巻く環境そのもののようです。描かれた山・森・滝・砂浜…等の多様なロケーションを、鑑賞という形で旅し、自然の美しさ、畏怖、雄大さを一度に体感することができます。
ここには想像の風景や、山水の世界が広がっています。
「ランドアート」とよばれる自然現象や大地を活用した表現のもと制作された、作品の数々を展示しています。展示場所を室内から屋外に移したランドアート作品の多くはダイナミックで、自然とのやりとりを感じるものばかりです。商業的にアートが盛んに売買されるような動きや時代に反して誕生した「ランドアート」は室内には収まらない、そして記録しない限り残らない、という性質がありそれに注目するとより興味深く見えてきます。
第5展示室では、領域を横断し自然を題材にした作品の数々を紹介しています。
まずは入口から花がテーマとなっている音楽に迎えられ、進んでいくと、書籍や、写真、プロダクトといったようなものの数々が現れます。私たちが自然や宇宙の現象に興味を示しながら、芸術表現だけでなく、生活にも応用していることがわかる一室です。現代のすがたと未来への可能性を示しながら、自然に対しての想いや美学が、様々に形を変えて私たちの目に飛び込んできます。
第6展示室では、AI生成を用いたdaisy*の映像作品を展示しています。AIによって制御された映像のシーラカンス達は二度と同じ動きをしないようにプログラミングされています。もはや画面の奥に本当の深海が拡がっているようで、科学技術が急速に発展した現在とそして未来への可能性を感じさせるような作品です。モニター越しに泳ぐシーラカンスを見るとき、美しく幻想的な印象を抱きます。しかし徐々に、アートの在り方や、私たちが環境だけでなくテクノロジーとのかかわりを再考するものにつながっていきます。
この部屋は静止画像だけでなく動画撮影が作家より推奨されており、＃デイジー、＃軽井沢ニューアートミュージアム、＃ancient aquarium などで共有いただけます。是非お楽しみください！
今回の展覧会タイトルの語順、”かけがえのないもの 地球・風景・環境”は展覧会のレイアウトとリンクしているものです。
本展示を通し、自然や地球・環境を端緒に生まれた作品の数々を、過去のあゆみから未来の在り方についてみることで、我々身近な”かけがえのないもの”について再考したり、発見する機会になれば幸いです。