概要

軽井沢ニューアートミュージアム サロンスペースにて
ショップ企画「DEVICE FOR SIGNS -気配の為の装置-」を開催いたします。

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田中一平
1985年東京生まれ。東京藝術大学先端芸術表現科修士課程修了。2011年より同科教育 研究助手・助教を経て、2018年より「福祉と芸術」をテーマにした人材育成プロジェクト「東京藝術大学 Diversity on the Arts Project（DOOR）」のプロジェクトマネージャーに携わる。2023年より、東京藝術大学 芸術未来研究場 ケア&コミュニケーション領域 共創拠点推進機構　特任講師。大学業務の傍ら個人制作も行い、2018年よりアトリエを長野県小諸市に移す。Salon de Vert「調和する野性」(2021年)、恋する豚研究所「ART FOR CONVIVIALITY」(2021年) などのグループ展の企画・制作。鉄などの金属素材を使い、作家の意図や操作を離れた自然がつくり出す動きの偶然性を用いた動くインスタレーション等を制作。

本展では、長年テーマとしている「気配」にまつわる作品を展示・販売します。動く金属彫刻、オブジェやドローイング、シルクスクリーンなど多様な形で表現をします。私が考える作品とは、何かしら自分のセンサーに引っかかった気配を再度、見る人の内側に発生させる装置的なものとして捉えています。作品とは必ずしも可動はせずとも、人の心を揺り動かす装置的な役割であると思うのです。また、この数年間、本業として関わっていた「福祉と芸術」というテーマも私の表現に影響を与えており、新作として展示します。ぜひご高覧ください。

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サロンスペースはメイン通路を進み左奥です。ぜひご来館ください。