イベント

開館10周年記念展関連イベント 映画上映会「偽りのないhappy end」

日時 : 展覧会会期中 毎日

13:30~15:07(上映時間97分)


※ただし、バンケットホールの利用状況により上映できない日があります。
 
10月9日(日)、10日(月・祝)はバンケットホールで婚礼を行うため上映を中止します。
あらかじめご了承ください。

会場 : バンケットホール

インフォメーション

開催時間
毎日

13:30~15:07(上映時間97分)
参加費
500円※チケットは受付で上映時間10分前にお求めください
お申込み・お問い合わせ先
軽井沢ニューアートミュージアム
Tel. 0267-46-8691
学芸課

概要

「偽りのないhappy end」(監督:松尾大輔 主演:鳴海唯 仲万美)
松尾監督の話題のデビュー作を全国ロードショウの一環として当館で展覧会期間に合わせて限定上映いたします。
展覧会のテーマ「様々な人生」に関連したシリアスなドラマが展開される秀作です。ぜひこの機会にご覧ください。
※映画をご覧になりたい方は、上映時間10分前に受付でチケットをお求めください。

●Introduction
「消えた二人の少女を探す、二人の姉。途切れた糸を追って深淵に迷い込む――」
田舎で一人で暮らしていた妹が東京で自分と一緒に住み始めた途端に行方不明になってしまったエイミと、同じく妹が行方不明のヒヨリが、共に犯人を捜すミステリーをベースに、姉二人の心の揺れを丁寧に描く。

主演は、NHK朝の連続テレビ小説 「なつぞら」でドラマデビューし、CMを中心に活躍中の鳴海唯と、マドンナのバックダンサーとしてワールドツアーに約1年半同行し、舞台Rock Opera「R&J」ではヒロイン役を演じた仲万美。
エイミの妹・ユウ役を、『由宇子の天秤』で注目を集める河合優実がミステリアスに演じる他、エイミが滋賀の湖で出会う少女・アカリ役に「青のSP〜学校内警察・嶋田隆平〜」の田畑志真、エイミの婚約者・タカシ役に『横須賀綺譚』の小林竜樹、風俗店の古株のボーイシンジ役に『SR サイタマノラッパー』シリーズの奥野瑛太、向井刑事役に『AWAKE』の川島潤哉、ヒヨリの妹が家庭教師をやっていた少女・アオイ役に本作が映画デビューとなる三島あよな、ユウの友達・マイ役に、「きれいのくに」の見上愛と、今後の更なる活躍が期待される面々が集結。
アオイの母・ヨシエ役でベテランの馬渕英里何、風俗店の店長役で『ケンとカズ』のカトウシンスケが脇を固める。

大都会・東京と、美しい琵琶湖がある滋賀を舞台に、いなくなって初めて自分は妹のことを何も知らなかったと気づき、必死に真実を暴こうとする姉二人が辿り着く先は…。

●story
中学を卒業してすぐに地元滋賀を離れ、ずっと東京に住むエイミ(鳴海唯)は、母親が亡くなった後も一人で滋賀の田舎で暮らしている妹・ユウ(河合優実)に、「東京で新しい人生を始めない?」と誘う。はじめは拒んでいたユウだがなぜか急に東京に来ることを受け入れ、一緒に暮らし始めるが、引っ越してきて早々、ユウは行方不明に… そんな折、エイミは同じく妹が行方不明になっているヒヨリ(仲万美)と出会う。エイミに、地元の琵琶湖で若い女性の遺体が見つかったと警察から連絡がくるが、見つかった遺体はユウではなく、なぜかヒヨリの妹だった。再び巡り合ったエイミとヒヨリは、共に犯人を捜すことになるが思わぬ方向へ…

●監督・脚本
松尾大輔 Daisuke MATSUO
1984年10月15日生まれ。神奈川県出身。 
日本映画学校(現日本映画大学)を2005年に卒業後、映画を中心に助監督として映画制作に携わる。2017年、Amazonプライムビデオ配信の「東京ヴァンパイアホテル」8話で脚本・ 監督デビューする。 2021年公開の今作品で、長編映画監督デビュー。

●comment
誰しも生きる上で何かしら、人や過去との繋がりを断ち、薄れさせて今があると思います。けれども、その断たれたモノは消えずに残っている。現代では絆よりも断たれてしまったモノの方が圧倒的に多いと感じます。それを今、この作品で描きたいと思いました。
観て下さった方々が、少しでも自分の中にある登場人物と似たモノを思い出すきっかけになれば幸いです。
この度は、美術館での上映、それも開館10周年記念特別展【さまざまな人生】をご覧になられてからこの映画を観て頂ける事を大変光栄に思っております。
他の展示を見た後に、この映画を観て頂く事で、今までとは違った視点で捉えられる可能性があると思い、とても楽しみでそして喜びを感じます。
展覧会のタイトルと同様に、この映画の中にある〈さまざまな人生〉を観て頂ければと思います。