イベント

画家まつお 展 ~ KaNAM Challenge Wall 15 ~

開催日:2018年6月20日(水)- 7月29日(日)

開催時間:10時~17時(7月~9月は18時まで)
火曜休館(火曜が祝日の場合はその翌日休館)

場所:軽井沢ニューアートミュージアム 1階ミュージアムショップスペース(1階は入場無料)

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「KaNAM Challenge Wall」第15弾。今回は和歌山県出身・在住の作家:松尾ゆめ改め、画家まつおの企画展を開催。
幼少より絵を描くことが好きで学生時代は漫画家を目指すも、パリを訪れた際に様々なアートに触れた事をキッカケに画家を志す。2016年に当時の仕事を退職しそこから本格的に作家として活動を始める。
作品は大小様々な「〇」(まる)を使った独特な表現方法を用いる。無機質な記号としての側面を持つ「〇」だが、画家まつおのそれは、フリーハンドで丁寧に描かれた人間味のある優しい「〇」。決して同じ形はなく、一つ一つがまるで細胞のようであり画面全体で一つの生命を模っているように有機的に感じられる。
作品は「〇」や点と線だけで描いた抽象的な要素が強い作品に加え、クジラやペンギンといった動物を「〇」の中に忍ばせた可愛らしい世界観を見せる作品も制作し、多様な「〇」の世界を表現している。また、ペン画による非常に細かい「〇」を描き連ねた細密画に、鮮やかさが際立つアクリル作品まで、同じ「〇」の表現においてもサイズや画材によって印象も大きく変わる。
その中で新作の一つである「カンボジア」(アイキャッチ画像)は、タイトル通りカンボジアを訪れ現地の人々と交流する中で感じた思いをもとに表現した作品であり、赤色が何とも言えない力強さを放っている。この作品を含め、今展では画家まつおの様々な「〇」作品が展示される。関東圏での個展は今展が初であり、ぜひ多くの方にご覧いただける機会となれば幸いである。


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