作家自身の肖像はそれほど知られていないが、代表作「叫び」は、誰もが知っているはず。5人中唯一作家ではなく「叫び」で中央に立つミイラのような男がキャラクター化されています。(ノルウェー出身。1863年-1944年)
しばしば勘違いされるが、この「叫び」は「自然をつらぬくけたたましい終わりのない叫びを聞いた」という、経験を絵画化したもので、「橋の上の男が叫んでいる」のではなく「橋の上の男が叫びに耐えかねて耳を押さえている」図である。また、本来は「生命のフリーズ」という連作の一枚であり、「愛」や「死」そして、「不安」といったテーマの基、他の作品と結び付けて見る事を本来は意図した作品であるそうです。