教育普及

【ワッペンをつくろう】

ワッペンを配置した磯辺行久の作品をこのワークショップのために特別紹介し、ミニワッペンを制作します。

日時 : 2015年10月11日(日)‐12日(月・祝)

会場 : 軽井沢ニューアートミュージアム1F
進行 : 学芸員

インフォメーション

開催時間
2015年10月11日(日)‐12日(月・祝) 10:00~16:30
参加費
300円
対象
子どもから大人まで(幼児は保護者同伴)
お申込み・お問い合わせ先
軽井沢ニューアートミュージアム
Tel. 0267-46-8691
学芸課

概要

軽井沢ニューアートミュージアムでは戦後の優れた日本現代美術を紹介してきました。 これまで企画展で焦点をあててきた「具体美術協会」と同時代を生きた作家“磯辺行久”は セメントや石膏を混ぜて作られた“ワッペン”を反復させたレリーフ状の作品を発表し注目を集めました。 いくつも並べられた“ワッペン”はそのひとつひとつの形が微妙に異なり、白い生地のみのシンプルな形状のものから 国旗のようにカラフルに着色したものまでと様々な種類が存在し、そのひとつひとつに異なる個性があります。 今回はワッペンを配置した作品「Work 62(1962)」をこのワークショップのために特別紹介し、ミニワッペンを制作します。 安全ピンを裏につけてアクセサリーとしても使用可能にし、持ち帰ることができ、子供から大人まで楽しめるものにします。 また、KNAMのコレクションを知っていただくとともに、より強い日本の前衛アートへの興味・関心を引き出します。


備考

詳細はチラシをご覧ください。こちらです!↓↓↓
10月のワークショップ


レポート

完成したマイ・ワッペンを着けてにっこり。

【10/11(日)・12(月)ワークショップレポート!】

10月の連休、軽井沢ニューアートミュージアムでは、
「ワッペンをつくろう」ワークショップを開催いたしました!

「具体美術協会」の活動と同時期に、磯辺行久(いそべゆきひさ)(1935年- 東京生まれ)が
制作した大きな「ワッペン」の作品を実際に見ながら、
ミニワッペン型のブローチに思い思いの絵付けをしていただきました。

小さなワッペンの形の中に、ご参加したみなさま
一人一人の小宇宙が広がっていました。

完成したワッペンを磯辺作品のように並べてみると、
一つ一つの色・かたちがより際立って見えました。

みんな満足そうにオリジナルワッペンを着けていました。
ご参加いただき、ありがとうございました。

これからも、軽井沢ニューアートミュージアムでしかできない
とっておきのアート体験をご用意してお待ちしておりますので、
秋のお散歩ルートに、ぜひミュージアムへお立ち寄りください。

真剣そのもの。

なんとも魅力的なワッペンの数々。

壮観です。