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OIDEYOハウス 雷グッズ<米袋が作品に生まれ変わる>

当館では見ているだけでもワクワクしてしまう商品を多数取り揃えておりますが、中でも一際目立っているのがこの「雷グッズ」です。ピカピカ光沢のあるテープが個性的に張り合わされたカラフルな世界。雷のようなインパクトがあるその見た目がネーミングの由来です。しかし、このネーミングの由来にはもう1つ秘密が・・・では、今日はこの秘密に迫ってみましょう!

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雷グッズを作っているOIDEYOハウスさんは、長野県の上田市にある知的障害者の就労を支援する施設です。障害を持った方たちの中で、一般事業所の雇用に至らなかった方たちに働く場を提供し、また、職業に就くための技術的な訓練や精神面でのケアをする施設となっています。農作業、食材乾燥作業、クラフト制作の制作部門があり、ミュージアムショップではクラフト制作部門で制作された作品を販売しております。

雷グッズの中でもスタッフ一押しは何と言ってもこの雷バッグ。素材はなんと全てリユース素材を使用しています。バッグの本体部分は、長野市内の給食センターやお弁当屋さんなどの地域ネットワークから集められた米袋を再利用しています。紙袋と言っても何キロものお米を入れてあった丈夫な紙袋に、さらに袋を3枚重ねるなどして頑丈に作られているので、安心して使って頂けます!さらに、持ち手の部分は車のシートベルトを使用。そして、バッグの側面には、近所の看板屋さんから出た、捨ててしまうカッティングシート(看板用業務用テープ)の端材をもらってきて再利用しているとか。地球にやさしいエコなバッグですね。

そして、製品を作る過程も魅力的。まず、米袋を半分の大きさに切り、アイロンをかけて皺を伸ばすところから始まります。そして、その上にカッティングシートを細かく切ってペタペタ貼り付けていくのですが、これがまた気の遠くなるような作業でして・・・片面を制作するのに約2日かかるそうです。しかし、思い思いにカットして貼り付けたその模様は、どれも個性豊かで一つとして同じデザインはありません。細かいテープを一枚一枚規則正しく張ってあるバッグや、大きなテープを大胆に配置しポップなデザインが施されているバッグ等々、一つ一つ時間をかけて作られた貴重な一点ものです。

この雷バッグはデザインだけでなく、使い勝手も抜群!内側に大小3つのポケットが付いているので、小さいアイテムもカバンの中で見失いません。内側にあるポケット一つ一つに至るまで細かいデザインがとても丁寧にされてあり、思わず感慨深くなってしまう一点です。

貼り付け作業が終わったら、仕上げのアイロンをかけ、バッグのくちの部分や持ち手の部分をミシンで縫い付けていきます。各作家と相談して作品名を決めたら出来上がり。かなり丈夫で固めの仕上がりですが、使っていくうちに徐々に馴染み、愛着がわくアイテムになるはずです!

雷バッグの他にペットボトルケース、名刺ケース、カードホルダー、ストラップ、ポストカードなどがあり、これらはどれも雷シリーズです。雷バッグ同様、ベースは米袋とカッティングシート。そして「一点もの」にもこだわります。

本来ならば捨てられてしまうはずだった紙の米袋。しかし、その米袋がポップでアートなデザインを施され新たに作品として生まれ変わりました。そう、紙は「かみなり」に頑張っているのです。雷バッグをはじめとする雷グッズは、今日も新しい人生を共にするパートナーを待ちながら店頭に並びます。

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