お知らせ

小松美羽 サイン会のお知らせ 9/2 15時頃開催

明日9月2日 15時頃から小松美羽サイン会を行います。
お時間になりましたら係の者が案内をいたしますので、ご希望の方は展示室1へお集まりいただき、列に並んでお待ち下さい。
お並びいただいたすべての方にサインいたします。

場所:2階展示室1
対象:対象商品をお買い求めいただいた方。
販売場所:1階ミュージアムショップ(10時より販売)
     2階展示室1(サイン会場、14時より販売)
対象商品:
1.書籍『世界のなかで自分の役割を見つけること』(ダイヤモンド社)
2.画集『小松美羽―20代の軌跡― 2004-2011』(角川社)
3.『月刊美術』2018年9月号(実業之日本社)
4.小松美羽オリジナルクロッキー帳(マルマン社)2冊セット

※サイン会はライブペインティングの後に開催します。
※展示室1(サイン会場)への入場には展覧会チケットが必要です。
※2階美術館の入場は17時30分までです。それ以降にお越しいただいた方はご参加いただけませんのでご了承ください。

◯「The World of Prayer 小松美羽 祈り」展 明日9/2の予定 

10:00 開館、ライブペインティング整理券配布
14:00 ライブペインティング(展示室2にて)
    ライブペインティング・パブリックビューイング(1階バンケット)
15:00 サイン会


小松美羽ライブペインティング整理券 9/2 午前10時より配布します

小松美羽ライブペインティングの整理券を9/2午前10時より配布します。

・先着100名様限定
・整理券は展覧会チケットをお持ちの方にのみ配布します。
・お一人1枚まで。
 ※障がい者手帳をお持ちの方やご高齢の方など、列に並ぶことが難しい場合はスタッフにお声がけください。

◯パブリックビューイング(PV)を行います。
14:00より、1FバンケットにてライブペインティングのPVを行います。
会場に入ることができなかったお客様は、ぜひこちらをご観覧ください。
・どなたでもご覧いただけます。展覧会チケットおよび整理券は不要です。

◯お知らせ
・当日は混雑が予想されます。お時間に余裕をもってお越しください。
・公共交通機関でのお越しをお勧めします。
・駐車場について
 車でお越しの方は「旧軽ロータリー2」など、近隣の有料駐車場をご利用ください。

【お問い合わせ】
旧軽ロータリー2 ℡0267-42-5800

◯展覧会については
こちらへ


ふれあい祭りのご報告

ふれあい祭りの様子をUpいたしました。ページをスクロールしてください。
こちらへ

また、当館フェイスブックにもアルバムを作成いたしましてのでご覧ください。


土着的、地方的な美術がなぜ国際的になりうるのか (展覧会に寄せて 本江邦夫氏 寄稿)

現在開催中の展覧会「今、世界で再評価され続けている日本人作家」へ
本江邦夫氏よりテキストをお寄せいただきました。
ぜひ、ご覧ください。

ジョルジョ・モランディ(1890‐1964)は瓶を何本か立てただけの、どこか哲学的で質朴、かつ静謐な写実画で名高い、20世紀イタリアを代表する画家です。日本にもファンは多いと思います。しかし、ボローニャの篤実な画家でしかなかった彼の名が国際的なものになったのは、第二次大戦後ニューヨーク近代美術館(MoMA)が企てた20世紀イタリア美術展(1949)のおかげだったことはあまり知られていません。調査旅行に出かけた学芸スタッフはどこでも、聞き覚えのないその名前をきかされるのでひどく面食らったそうです。美術はもともとローカル(地方的、局所的)なものです。19世紀フランス美術を今や代弁するかのような革命的に「新しい絵画」印象派にしても、「花の都」パリ中心とはいえ、当初はあくまでもローカルな様式でしかなく、地続きの他の国々に伝播するのにかなり時間がかかっています。そのフランスにしても、ドーバー海峡の向こうで精彩を放っていたラファエル前派にはまったく無関心でした。
美術とは、美術家とはその土地、国の文化の頂点を形成しつつ、もともとは土着的なものです。土着的、地方的な美術がなぜ国際的になりうるのか。ここには少なくとも二つの要因が絡んでいると私は考えています。一つは画家を取り囲む美的共同体、早い話が支持層の熱気。もう一つは、生長を誓う一本の木がそのために根を張りめぐらせて芳醇な地下水脈(世界に通じている)に行き当たるかのような、画家の超人的な努力、要するに日々精進です。この二つが伴って、画家は画家として初めて自立するのです。そんなこと当たり前ではないか―必ずそうおっしゃる方がいらっしゃいます。しかし、この当たり前のことができていないのが美的日本の現実です。
昨今のグローバリズムの波に煽られて、しきりと「発信」ということが言われます。しかし、その前に何を発信すべきなのか、真剣な吟味が必要です。今日ここに集ってくださった画家たちはすでに十分な名声をお持ちの方々です。しかし、その真価、独自性について果たして十分な議論、検証がなされてきたのか―この点ははなはだ疑問です。再評価とは、評価されたものをさらに評価し、新たな視点を獲得することです。どうか画家たちの前に虚心にお立ちください。目と心を開いて、作品から響いてくる美の波動を全身に浴びてください。そこから再評価の新たな扉が開かれ、新たな美的生命が始まる―私はそれを期待します。

本江邦夫(多摩美術大学教授)


リニューアルオープン!Art Book CAFÉが登場!

8月1日(水)より、軽井沢ニューアートミュージアムの一階にArt Book CAFÉが新しくオープンいたしました!

中央通路とミュージアムショップ内に広がる本棚には、約一万点の書籍を取り揃えました。また、KEY’S CAFÉでご購入頂いたお飲み物等は館内(一部除く)でお召し上がりいただけます。アートに囲まれた空間で、ゆっくりと本とコーヒーをお楽しみください。

アートとブックカフェが融合する新しい空間、新しいスタイル。
この夏、軽井沢にお越しの際は是非、お立ち寄りくださいませ。