丸尾結子: ほんの、はるかなる。

期間 : 2019年09月05日 - 2019年09月29日
開催時間 : 7-9月 10:00-18:00 
会場 : ギャラリー2、3

インフォメーション

期間
2019年09月05日 - 2019年09月29日
会場
ギャラリー2、3
開館時間
7-9月 10:00-18:00

休館日
毎週月曜日(祝日の場合は翌日)
料金
無料
作家在廊日
9月14日(土)
お問い合わせ先
軽井沢ニューアートミュージアム
Tel. 0267-46-8691
ギャラリー担当

概要

この度、軽井沢ニューアートミュージアム・ギャラリーでは丸尾結子の個展「ほんの、はるかなる。」を開催致します。

石粉粘土を使用したきめ細かな乳白の立体造形を作り出す作家・丸尾結子。クレイ・アニメーションから発展した彼女の作品は、5回目の個展を迎える軽井沢ニューアートミュージアムでの今展において、より抽象的な「見えざるもの」を三次元空間に可視化します。

自身の手触りに忠実に、作家の言うところの「日常のふとした瞬間に湧き上がる何か」を表象すべく緻密な手作業によって生み出される独特のフォルムは、女性的な柔和さと優美さに溢れながら、その造形の不可思議さで見るものの想像力を掻き立てます。
作家の意図ですら「ほんの、はるか」に超えて誕生した作品たちが一同に会す展示空間は、ひとつの集合体としてさらに新しいフォルムを生み出し、訪れる人を異空間へと誘うでしょう。是非この機会にご高覧を賜りますよう、ご案内申し上げます。


関連イベント

ワークショップ(Akimichi from TOMASONとのコラボレート・イベント)
出演 : 丸尾結子、Akimichi from TOMASON
日時 : 9月14日(土)
午前の部 10:30~
午後の部 14:00~

メッセージ

いつも、日常の中でふとした一瞬に湧き上がってくる「気持ち」とも「感情」ともいえないような、その瞬間に特有の「何か」を形にしようとしているのだと思います。
試行錯誤していると、あるときに見たこともないものが生まれ、出会い、自分でも少し驚いたり、そんなことの繰り返しです。だから表現の方法もその時々で変化し続けてきたように思います。
そうやって全く違った感覚、違う手法で作った作品は、互いに少し距離を置いて存在しているようにも思えていました。でも、それらが予期せずひとつの空間に集ったとき、想像もしていなかった「ひとつのささやかな宇宙」につつまれるような、不思議な感覚に。しかもその空間も、それぞれの作品も、確かに自分とつながっている。そこで体験する自分とそれぞれの作品、そして作品同士の「距離の愛おしさ」はとても新鮮で、また刺激的なものでした。


プロフィール

©Yuko Maruo : gopha Seichi Endo

丸尾結子

1984年、東京都生まれ。女子美術大学短期大学部専攻科卒業
卒業後は様々なクレイ・アニメーション、キャラクター・デザインなどを手がけた。やわらかな生命感や、 少しねじれたり絡まったりしたような感情を漂わせる「いきもの」的造形や世界観を創出している。

作家略歴

2013年 「After Gooskanpi/Yuco Maruo展」軽井沢ニューアートミュージアム
2014年 「Emochim?/Yuco Maruo展」「twin-tin-tick-luck!/Yuco Maruo展」軽井沢ニューアートミュージアム
2015年 「Wavering Garden/Yuco Maruo展」NEW ART LAB Ginza
2016年 「Jamnical Parramo展」  Ristorante Pietrinoとのコラボレーション展示
「BLOOM 展」軽井沢ニューアートミュージアム 個展 八木橋百貨店
2017年 「PULSE展」 (Art Nagoya 2017 ) 「Resonance展」(Art Sapporo 2017)
2018年 「INTOPIA/Yuco Maruo展」軽井沢ニューアートミュージアム
2019年 「Syn.」ホワイトストーン・ギャラリー台北忠孝館

その他、国内外で多くのアートフェア、グループ展に参加


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