松谷武判(1937―) 1960年代初頭より、当時新素材として市場に出回り始めた木工用ボンドを素材として選びました。 艶やかで粘りのあるその素材の質感と丸く膨らんだフォルムは官能性を生み、独自のスタイルを確立させました。 具体解散後は黒鉛筆を使用したモノクロームの表現に挑み続けています。 本展では西宮船坂ビエンナーレ2014にて展示された《光》(2014)などのインスタレーション作品もご覧いただけます。