展覧会

軽井沢の風展~日本の現代アート1950-現在(いま)~

インフォメーション

期間
2012年04月27日 - 2012年09月02日
前期
2012年04月27日 - 2012年06月25日
後期
2012年06月27日 - 2012年09月02日
特別内覧会
2012年04月25日(水)14:00〜
会場
軽井沢ニューアートミュージアム
第1~第6展示室(2階)
開館時間
4 - 6月の金曜・土曜は19:00まで
7 - 9月の金曜・土曜は21:00まで
※入館は30分前まで
休館日
毎週火曜日 (祝日の場合はその翌日)
臨時閉館・開館のお知らせ
※07月21日(土) - 08月26日(日)は休館日なし
料金
4月27日 - 5月31日 一般 : 1,600円 65歳以上・高大生 : 1,200円 中・小生 : 800円 未就学児 : 無料 6月1日 - 7月20日、8月27日 - 9月2日 一般 : 1,900円 65歳以上・高大生 : 1,500円 中・小生 : 1,000円 未就学児 : 無料 7月21日 - 8月26日 一般 : 2,500円 65歳以上・高大生 : 1,900円 中・小生 : 1,300円 未就学児 : 無料

概要

2012年4月27日(金)、軽井沢に新しい美術館、Karuizawa New Art Museum(軽井沢ニューアートミュージアム)がオープンします。軽井沢ニューアートミュージアムでは、開館記念展として『軽井沢の風展~日本の現代アート1950-現在(いま)~』を開催いたします。本展はここ半世紀あまりの現代美術の分野において、国内外で評価されてきた作家および現在活躍中の作家に焦点を当て、これらを展望できる展覧会となります。具体的には、1950年代の日本前衛アートの草分け的存在である岡本太郎、草間彌生、井上有一から、際立った個性で日本のみならず欧米諸国で再評価の高まっている「具体美術協会」の作家を展覧するとともに、これらに続く世代で日本の伝統を発展的に継承し、独自のオリジナリティを生み出している同時代のアーティストや建築家の作品も同時に展覧いたします。 本展は、日本の現代美術を新たな視点から捉える軽井沢ニューアートミュージアムの最初のメッセージとなります。


メッセージ

本展のみどころ
「具体」作品が放つ日本現代美術の尖鋭性を振りかえる
近年顕著に国際的評価が高まっている「具体美術協会」に所属した1950年代前衛作家たちの主要作品が集結。世界に知られる「Gutai」の尖鋭的な芸術運動を今の視点から振り返ります。

嶋本昭三、ライブパフォーマンスの現在形を目撃する
「具体美術協会」の創立会員にして「具体」という名の提案者であるアーティスト、嶋本昭三によるビン投げパフォーマンスが、軽井沢の地で実現します(4月25日(水)内覧会にて開催)。

現代美術の歴代の精鋭たちが軽井沢に集結する
現代美術は、その名のとおり現代に生きる私たちの生活とともにあるため、その歴史的な流れを俯瞰するには早すぎたり近すぎたりして、意外に概観しきれない面があります。 本展では、「具体美術協会」をはじめとした現代美術の代表的な精鋭たちの作品を文化の地軽井沢に集結させることで見えてくる、日本の現代美術の新たな流れを探ります。

岡本太郎、村上隆、松井冬子、現代日本美術のエッジの系譜を探る
岡本太郎は、日本の現代美術の先端で活動を続け、メディアに翻弄されることなくむしろ翻弄したアーティストだったと言えましょう。アーティストとメディアの関係、メディアとしてのアーティスト等、現代にいきる上で必須となるアーティストのメディアとの関わり方について、先進例としての作家の作品がその答えを導き出します。

美術の領域に重なる建築家の仕事に触れる
伊東豊雄、隈研吾等、現代美術の流れの中で捉え直すことで見えてくる、建築的芸術、芸術的建築の可能性を探ります。

出品アーティスト
井上有一、今井俊満、岡本太郎、斉藤義重、白髪一雄、菅井汲、田中敦子、 棟方志功、元永定正、山口長男、吉原治良
飯野一朗、伊東豊雄、上前智祐、北郷悟、絹谷幸二、 草間彌生、隈研吾、近藤哲雄、サイトウマコト、篠原有司男、嶋本昭三、 諏訪敦、千住博、松井冬子、松谷武判、宮廻正明、宮島達男、宮田亮平、村上隆、李禹煥、他

・石上純也、名和晃平、舟越桂の各作家は「軽井沢の風展」前期への出品は
ございませんので、ご了承ください。


イメージ


企画

一般財団法人 軽井沢ニューアートミュージアム 「軽井沢の風」展 実行委員会(青柳正規、村田慶之輔、千足伸行、本江邦夫、 長谷川祐子、海上雅臣、松下計、金子美樹 敬称略)

協賛

長野県、長野県教育委員会、軽井沢町、信濃毎日新聞社、KIAC

協力

川崎市岡本太郎美術館、尼崎市総合文化センター、UNAC