イベント

開館10周年記念展関連イベント 講演会「室町時代の土佐派とやまと絵―高僧伝絵巻に描かれた生と死の表現をめぐって―」

日時 : 10月8日(土)
会場 : 第二展示室
講師 : 髙岸 輝(東京大学大学院人文社会系研究科 美術史学研究室 教授)

インフォメーション

開催時間
14:00~15:00
参加費
入館料が必要となります
お申込み・お問い合わせ先
軽井沢ニューアートミュージアム
Tel. 0267-46-8691
学芸課

概要

開館10周年記念展で展示している絵巻「拾遺古徳伝」の公開を記念して講演会を開催します。
その絵巻の作者として伝わるのが、土佐光弘という土佐派の画家です。
今回は土佐派、やまと絵研究の第一人者である東京大学教授の高岸輝先生をお招きし、専門的でありながらわかりやすく楽しいお話をお聞きします。
この時代に馴染みのない方でも興味深くかみ砕いてお話いただきますので、ぜひお越しください。


髙岸 輝(たかぎし あきら)
東京大学大学院人文社会系研究科 美術史学研究室 教授


1971年米国イリノイ州生まれ。東京藝術大学大学院美術研究科博士後期課程修了、博士(美術)。日本学術振興会特別研究員(PD)、大和文華館学芸部員、東京工業大学大学院社会理工学研究科准教授、東京大学大学院人文社会系研究科准教授を経て現職。日本美術史、特に中世やまと絵、絵巻、土佐派の研究を専門とする。 (主要著書)
『室町王権と絵画―初期土佐研究―』(京都大学学術出版会、2004年)
『室町絵巻の魔力―再生と創造の中世―』(吉川弘文館、2008年)
『天皇の美術史 三 乱世の王権と美術戦略』(編著、吉川弘文館、2017年)
『中世やまと絵史論』(吉川弘文館、2020年)
『ボストン美術館日本美術総合調査図録』(共同監修、中央公論美術出版、2022年)