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パオラ・マシ 女性イタリア人陶芸家

本日ご紹介するのは、イタリア生まれの女性陶芸家の作品です。

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1973年、ローマ郊外の小さな町で生まれ、雄大な自然に囲まれながら幼少期を過ごしたパオラ・マシ。2001年よりイギリス、フランス、メキシコ、スペインで陶芸の修行を本格的に始め、現在はスペインを制作の拠点として活躍する陶芸家です。

中国の陶磁器や朝鮮半島、日本の影響を受けながらも、彼女の作品には長年積み上げて来たマシ独自の個性と感性が表現されています。

音楽、詩、哲学、自然・・・生活の中で触れるものと向き合い、対話し、その物の中に光る根源的な美を追究することからマシの創作は始まります。素材の持つ質量に、釉薬の色、ろくろの動き。作品を形作るそれぞれの過程とマシの手が完全に調和する瞬間を、研ぎ澄ました感性で慎重に探ってゆきます。
「作品を形創る中で、私は粘土がこの世界に存在する全ての自然の交感であることに気づかされる。(中略)陶器が形作られてゆく過程は、生命の息吹そのもの」と語るマシ。彼女の作品は、彼女の日常を取り巻く自然に耳を傾け、心を開き、互いに感じ合えた瞬間の軌跡なのかもしれません。

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包むように触れると、心地よく手の中に納まるマシの作品たち。ひんやりとしながらも、自然から作られた粘土の温かみが薄い表面から感じられます。優しく上品な色合いと、シンプル且つモダンなデザインが特徴的です。陶器の表面に描かれた粘土の線、上絵具の盛り上がり、手触りなど、作品一つから感じ取れる表情はたくさんあります。人間一人ひとりに個性があるように、これらの作品たちにもそれぞれ異なる生命が宿っているかのようです。

当店では、自然を意識した「Sky on earth」シリーズの一部を展示、販売しています。決して機械では表現できない温もりをぜひ間近で感じてみてください。

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「Paola Masi ”Cielo su terra/ Sky on earth”」/MEGUMI OGITA GALLERYより参考