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「アートはサイエンスⅡ」展 アーティスト紹介 #9 daisy*

現在、開催中の「アートはサイエンスⅡ」展に出品いただいている作家さんとその作品を担当学芸員が紹介します!
第9回目はdaisy*さんです。

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動く江戸絵巻?

江戸時代の麹町の様子を3DCGで描いた映像作品です。
この町では、一人一人の町民に人工知能が埋め込まれていて、
町民同士がぶつかりそうになると、よけたり、
ぶつかるとお辞儀をしたり。
その場その場でリアルタイムに映像が作られています。
そのため、二度と同じ瞬間はありません。

daisy*は3DCGの制作チームです。
代表の稲垣匡人さんは、舟越桂さんに彫刻を学びました。
テクノロジーを使って、心の深いところを揺さぶるものを作り上げたい、と話します。

展示室いっぱいに映し出された江戸。
時間が経つにつれて、日が沈み、また昇ります。
私のおすすめは夕暮れ時です。
夕日に包まれる感覚を、はるかなる江戸の人々と共有できた気がします。

夜になると、何やら妖しい人影が…
これは見てのお楽しみ。

(学芸員 菊池夏乃子)

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daisy*
2004年「株式会社デイジー」設立。代表:稲垣匡人。3DCGを制作するチームとして創業。2014年「Japan Expo 2014」(パリ)にてゲームエンジンUnityとKinectタイプのセンサーを用いたVR格闘ゲーム《NARIKIRI SHOWDOWN》を出展。「TENT LONDON 2014」にてVRアート作品《HAKONIWA》を展示。2015年「TOKYO DESIGN WEEK 2015」にてKinectのセンサーで特定の動きを検知するロボットアーム《Lazy Arms》を展示する。

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ワンコとニャンコもお江戸の町を歩いています。ぜひみつけてくださいね!

◯「アートはサイエンスⅡ」展は2018. 3. 31 (土)まで!
「アートはサイエンスⅡ」展については

こちらから
*展覧会HPから作家紹介#1~8をご覧いただけます。

⇒次回は「#10 ヤノベケンジ 」2018. 3. 12 (月)に掲載予定です。

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3月の出張ワークショップのお知らせ

3月10日(土)お隣町にある佐久平交流センターにて「ワークショップフェスティバル」が開催されます。
軽井沢ニューアートミュージアムは”アクション・ペインティング”で出展します。
参加費無料でアート体験できちゃいます。その場でアクションペインティグで描いたオリジナル色紙もプレゼント!

タイムテーブル:①11:20~ ②12:30~ ③13:20~
所要時間は各回40分ほど
当日先着順受付となります。各回20名様! ※ 当日はアクリル絵の具を使いますので、服上下、靴など汚す
                       可能性があります。汚れてもよい格好で来てください。
是非是非、お誘い合わせの上遊びにお越しください。お待ちしてます!


「アートはサイエンスⅡ」展 アーティスト紹介 #8 松岡 亮

現在、開催中の「アートはサイエンスⅡ」展に出品いただいている作家さんとその作品を担当学芸員が紹介します!

アナログテレビとテクノミュージック。新しいのにどこか懐かしい。

第8回目は松岡 亮(まつおか あきら)さんです。

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かねてから、金属の廃材など廃棄物による音響作品を手がけてきた松岡さんは、近年、アナログテレビによるテクノイズミュージック、インスタレーションを軸に活動しています。

日本では2011年にアナログ放送が終了し、地上テレビ放送はデジタル放送に移行しました。それに伴い廃棄物となったアナログテレビの発する音をテクノミュージックにしているのです。

ライブなどでは大小さまざまなテレビを使いますが、今回の展示はポータブルアナログテレビのみ、約20台によるサウンドです。実はテレビに通電した際に発せられるノイズ音は個体によって違います。松岡さんはそこに電圧制御のみを加え、テレビの発する音そのものを活かしながらそれらを組み合わせます。さらにシーケンスパターンを任意で設定し、それらがずれ込みながら絡み合い、リズムパターンが微妙に変化していくサウンドを生み出しました。

日々の暮らしの中で、私達が出会う一瞬はその時にしか訪れません。しかしまた、時の流れの中で、かつて出会った一瞬に似た一瞬を感じることがあります。繰り返し、違いの中で重なっていくその感覚に、このサウンドはよく似ています。

いずれその存在が地上から無くなるアナログテレビ。この失われゆく音の発見を音楽へと導く彼のサウンドには、どこか静かな詩情があり、と同時に、物体が発するがゆえの確かな手触りがあります。

(学芸員 由井はる奈)

 

 

松岡さんはレーベルVLZ PRODUKTを主宰。サウンドアート、ノイズなどの実験音楽に関する音源の制作/販売も行っています。また、Edition cocoaraとして、金子智太郎・畑中実主宰の「日本美術サウンドアーカイブ」に関するエディション制作、自身が企画した展覧会のエディション制作(稲憲一郎、高見澤文雄、佐藤実、中山晃子他。)を手がけるなど、幅広く活動されています。


VLZ PRODUKT HP

 

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松岡 亮 (まつおか あきら)

1974年青森県出身。2008年実験音楽レーベルVLZ PRODUKTを開始。VELTZ名義で自身の音楽活動もスタートさせる。アナログテレビインスタレーションを2011年 (現代ハイツ、池ノ上) より、13年(巷房、銀座) 16年(Art & Spaceここから、南青山)、17年(東京国際フランス学園、KOMAGOME1-14cas)に開催。2012年 Omega PointよりVELTZ名義のソロアルバム「アナログテレビに捧ぐ」をリリース。2017年伊東篤宏 ×カイライバンチ ×VELTZ(松岡亮)コラボレーションインスタレーション(ゲーテ・インスティトゥート、東京)

 

◯今後の予定

・新作CD「Broken TV Audio Report」リリース!

2018年2月、サウンドアーティストであるイギリスのStephen  Cornfordが運営するconsumer  wasteから、VELTZ名義による新作CD「Broken TV Audio Report」がリリースされます。これは2011年の地上波デジタル完全移行時から2017年までに録音された、アナログテレビが発する様々なサウンドを採取したもの。一聴してテレビからのサウンドとは思えないテクノイズ、アンビエントノイズ、リズムトラックが収録された充実盤になっている。オーバーダビングなどの加工は一切無しの、廃棄され行くアナログテレビのサウンドドキュメント。

 

・年内には関西在住のアーティスト石上和也氏のレーベルからのリリース、ricercasonoraからのThe New Blocaders35周年トリビュートコンピレーション3CD参加(Thurston Moore, Jim O’Rourke他)など、リリースが続く。

 

動画はこちら! ↓ ↓ ↓

 

 

 

○「アートはサイエンスⅡ」展については

こちらから

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クールでいて懐かしい、テクノサウンドをぜひ会場で!

⇒次回は「#9 daisy* 」2018.3.8(木)に掲載予定です。

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「アートはサイエンスⅡ」展 アーティスト紹介 #7 伊東篤宏

現在、開催中の「アートはサイエンスⅡ」展に出品いただいている作家さんとその作品を担当学芸員が紹介します!

アートと音楽。もしかしたら、垣根などないのかもしれません。

第7回目は伊東篤宏(いとう あつひろ)さんです。

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明かりを落としたL字型の第5展示室の角を曲がると、突き当りに鮮烈な音と光を放つ作品があります。伊東篤宏さんによる《OPTRON / KaNAM 2017》です。音と光のもとは日常で私達も使っている蛍光灯です。

蛍光灯を点けるとブォンという音がしますが、伊東さんはこのノイズに着目し、 “音具”「OPTRON」(オプトロン)を作りました。OPTRONは蛍光灯の電圧に変化を加えて光の明滅を生じさせ、その通電にともなって発生する電磁ノイズを出力し、エフェクターを使って様々な音を出します。自動に明滅する装置型やギターのような手持ち型などさまざまな形があり、今回展示しているのは蛍光灯を3本ずつ束ねた3点1組のスタンドタイプです。音色は当館の展示室に合わせて調整していただきました。

インスタレーションだけでなく、伊東さんは手持ちのOPTRONでライブパフォーマンスも行っており、国内のみならず、アジア、ヨーロッパ、東ヨーロッパなど海外でも幅広く活動しています。筆者も東京でのライブに伺ったのですが、演奏は常に即興で、会場の雰囲気に合わせてその都度繰り出される閃光とノイズの洪水がグルーヴとなって会場を満たす様は圧巻でした。

インスタレーションとライブ。
その活動は両者の領域を超えて、生まれては消える一瞬一瞬の「リアル」が生成される場として音楽とアートが結びついています。

(学芸員 由井はる奈)

 

*体調の悪い方や光過敏症の方、小さなお子様は光の点滅にご注意ください。

 

○「アートはサイエンスⅡ」展については

こちらから
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伊東 篤宏 (いとう あつひろ)

1965年神奈川県生まれ。1992年多摩美術大学大学院修士課程修了。

【近年の活動】2011年「Simple Interactions. sound art from japan 」(Museum of Contemporary art of ROSKILDE、デンマーク)2014年「鉄道芸術祭」京阪電車なにわ橋駅B-1アトリエ(大阪)2016年「トランス / リアル―非実体的美術の可能性vol.5 伊東篤宏・角田俊也」(ギャラリーαM、東京)、Düsseldorf – Tokyo」Art & Space ここから(東京)など。

【近年の主なパフォーマンス】2011年「NJP SUMMER FESTIVAL 21ROOMS」(ナム・ジュン・パイクアートセンター、韓国)2012年「SONAR バルセロナ」w / Diamond Version Sonar Hall (バルセロナ)2015年「ACT Center in Gwangju / South Korea 」w / Diamond Version (広州、韓国) 2016年「X / groove space」w / セバスチャン・マティアスグループ(デュッセルドルフ、ベルリン、東京、フランクフルト)

 

◯3月のスケジュール:

  • 3/3(土) ZVIZMO

@ 新大久保 EARTHDOM

「SCUM BIRTHDAY2018」

open / start 15:00 / 16:00 adv / door ¥3000/¥3500(+1drink)

STAGE:

・ZUVIZMO(テンテンコ+伊東篤宏)+山本精一

・NEW MANUKE

・KILLER-BONG+吉兼聡(ZAZEN BOYS)+山本達久

・Omega f2;k

・嶺川貴子

・2up

・ KURUUCREW

etc…

more info:  http://www1.odn.ne.jp/~cfs81480/index.html/menu.html

EARTHDOM

東京都新宿区大久保2-32-3 リスボンビルB1

TEL 03-3205-4469

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  • 3/17(土) Session (Letters)

@ 桜台 pool

「EGOCRACY」

open/start 14:00/14:20

ADV     ¥2500+1d

DOOR ¥2800+1d

BRUTALOMANIA(Spain)

GYAKUSATSU(Spain)

TUBE TENTACLES(Spain) SOLMANIA SLUR DISGUNDER

Letters

OUR WRONGS

Final Exit

Asocial Terror Fabrication Cecilia

ゆれつずける

NAPALM DEATH IS DEAD + SPACE GRINDER.

桜台 pool :

練馬区 桜台 1-7-7

シルバービル B2F

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  • 3/18(日) ZVIZMO

@ 旧 劇場 /黄金町 横浜

17:30 open / 18:00 start

¥2000

ACT:

  • Kohhei Matsuda

(Bo Ningen)

  • ZVIZMO

(伊東篤宏 × テンテンコ)

旧 劇場 :

横浜市中区末吉町3-49

ABOUT

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  • 3/21(水) Solo & Session

@ 西麻布 Bullet’s

伊東篤宏presents…

TRONITO  79

19時〜

エントランス: フリー

1st DRINK千円

LIVE>

伊東篤宏 [OPTRON]

etc…

その他 出演者 T.B.A.

B1F KASUMI Bldg,1-7-11NISHIAZABU, MINATO-KU, TOKYO

TEL/FAX – 03-3401-4844

E-MAIL – info@bul-lets.com

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  • 3/31(土) Solo

その1 @ 代官山 SALOON

その2 @ 西麻布 Bullet’s

詳細: T.B.A.

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ぜひ、動画、ライブ、展覧会でリアルなサウンドを体感ください!

 

⇒次回は「#8 松岡 亮」2018.3.2(金)に掲載予定です。

 

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