お知らせ

【SHOP NEWS】『美術館×ジャズ羊羹』特別販売のお知らせ

軽井沢ニューアートミュージアムにて開催中の企画「前川強展」に関連した、ショップでのイベントのご案内です。

・前川強さん

1936年生まれ(84歳)の作家。
戦争を生き、大きくうねりとなって変わっていく激動の社会を生きるなか、1961年に具体美術協会(1956年発足)の一員となり「今までにないものを生み出す」という具体美術の思想のもと、常に新しいアート作品を世に生み出しています。
一方で音楽シーンでも、1900年頃に生まれたジャズが、時代を同じくして具体美術の思想のように新しいなにかに生まれ変わろうとしていました。そして1950年代に「モダンジャズ」の基礎となる、創造力・魂・技術をぶつけ合った「ビ・バップ」という新たなジャズが生まれました。

芸術では具体美術、音楽ではモダンジャズが芽吹いた時期で、まさにアートとジャズにおいて、1950~60年代は激動の時代でした。
そこで、「具体美術の前川強展」と「音楽シーンのジャズ」とのコラボ企画として、
「ジャズ羊羹」の特別販売を行うこととなりました。

前川強展にお越しいただいた後は、
具体美術の余韻に触れながら、ジャズを聴き、ジャズ羊羹を是非味わってみるのはいかがでしょうか?

今回販売を行うのは、ジャズ羊羹 classicとジャズ羊羹 strawberryの二種類です。

【定番】ジャズ羊羹 classic
国産小豆と沖縄県産の黒糖を使用した羊羹には、ワインに一昼夜漬け込んだ2種類のドライいちじくがゴロゴロ。あっさりとして上品で控えめな甘さは男性にも好評です。

和菓子としての佇まいはそのままに、珈琲やワインとの相性を追求したお味は、和洋あらゆるシーンによく馴染むため、年齢・性別・国籍問わず大変喜ばれており、ジャズ羊羹シリーズを代表するお品となります。

鍵盤部分に至るまで和菓子職人がひとつひとつ手仕事で仕上げているため、製造数には限りがあります。

【春限定】ジャズ羊羹 strawberry
春の定番「ストロベリー」。苺と白あんの爽やかなマリアージュ、紅茶やシャンパンとご一緒に。

春だけの限定フレーバーには苺のピューレとドライストロベリーを白餡にたっぷりと練りこみました。
口いっぱいに広がる苺の甘味とほどよい酸味をお楽しみください。
紅茶はもちろん、シャンパンやロゼとご一緒にどうぞ。

〈販売概要〉
◇予約受付期間:6/5(金)~6/16(火)
◇受取場所:軽井沢ニューアートミュージアム 1Fミュージアムショップ
◇受取可能日:6/19(金)~6/21(日)
◇受取可能時間:11:00~15:00
◇予約対象商品:クラッシック2,160円(税込)、ストロベリー2,646円(税込)の2種。

〈予約受付方法〉
◇予約フォームより必要事項を入力
ご予約フォーム:https://1lejend.com/stepmail/kd.php?no=542504

◇軽井沢ニューアートミュージアムにてお電話で予約受付
 ※お電話にて下記内容をお伺いさせていただきます。
1)お名前フルネーム
2)お電話番号
3)受取希望日/時間帯(11:00~15:00)
4)希望商品と数
5)手提げ袋希望数(有料 / 税込24円)

軽井沢ニューアートミュージアム
電話番号0267-46-8691

お車でお越しいただく予定の方へ
駐車場を完備しておりますので、ご利用ください。


6月2日(火)~28日(日) 信州の方限定「ワンコインで美術館」 始まります

新型コロナウイルス感染症拡大防止における緊急事態宣言は全国的に解除されましたが、第2波、3波が懸念される中、県をまたいだ移動は感染リスクが高まる可能性があるため、

信州にお住まいの方々にとっても、
もうしばらくは往来に注意せざるをえない日々が続くかと存じます。

そんな今は、小さな息抜きに、近くの美術館へ足を運んでみてはいかがですか。
軽井沢の美しい新緑と力強い現代アートがお待ちしています。

軽井沢ニューアートミュージアムで少しでも心ほぐれる時間をお過ごしください。


「前川 強」展をWebで  #3 展示室3 おもろい造形

開催中の「前川強」展より作品をご紹介します!

今回は展示室3からのご案内です。

前川 強さんは1980年頃に自ら作り出した麻布(Hemp cloth)による繊細な作風に、それ以降も変化と工夫を加え続けその幅を広げてきました。つまみ縫い(ピンタック)で曲線を描いたり、線がだんだん太くなったり。(ミシンで縫っているので、これはかなり大変です。)

また、独特な図形も次々と作り出しました。展示室3では前川さんが作った陶器と併せて「計算と偶然が融合する造形の妙」を紹介しています。

具体時代、作品の良し悪しは恩師の吉原治良氏(1905~1972年)の「おもろい」か「アカン」で決められたそうです。前川さんは「おもろい」を今も開拓し続けているのです。

【作品画像】
(1枚目)Work (No. 170711), 1990, 227.3×363.6cm, 麻布、縫い、油彩
(3枚目奥・左)Work (No. 170715), 1998, 181.0×227.0cm, 麻布、縫い、アクリル
(3枚目手前・右)Work (No. 1912013), 1997, 19.5×36.5×17.0cm, 陶器

もっと詳しく知りたい!という方はこちらへ

Next. #2 麻布

⇒ List.

⇒次回は#4 展示室4
かつて前川さんが自ら封じた「色彩」が鮮やかに蘇ります。

○企画展

前川強
ドンゴロスは生かされている。
色と形と物質による純粋抽象表現で発言する。

会期:2020年2月8日(土)〜6月28日(日)
延長期間2020年7月4日(土)~10月4日(日)
※延長期間は変更になる場合があります。

展覧会についてはこちらへ


再開館のお知らせ

軽井沢ニューアートミュージアムは5月16日(土)より、短縮時間にて再オープンいたします。

開館時間:11:00 – 15:00
短縮期間:5月16日(土)~当面の間

また、新型コロナウイルスの感染予防のため、以下の対応を行います。

美術館入口付近にアルコール消毒液を設置しています。入館前のご利用をお願いします。
来館者の皆様にはマスク着用を必須とさせて頂きます。

皆様のご理解とご協力を賜りますようお願い申し上げます。

軽井沢ニューアートミュージアム